毎回私たちを狂気の世界に導いてくれるドン・キホーテのオリジナルお惣菜ブランド「偏愛めし」から待望の秋の新作が登場しました!今回のラインアップも期待を裏切らない狂気っぷりです。「フライドポテト弁当」の潔すぎる中身に「マジで意味わかんねぇな」と思いきや、予想を裏切る美味しさのメニューもありました。いずれにせよ担当者の変態っぷりが炸裂した430円の新作3品の全貌を正直レビューします!
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誰のために作った?「愛しのフライドポテト弁当」
ドン・キホーテ
偏愛めし 愛しのフライドポテト弁当
¥430(税込)
まずは「愛しのフライドポテト弁当」です。えっ、フライドポテト弁当!?
パッケージの情報量はいつになく多めです。「フライドポテトでご飯は普通でしょうが!週7食余裕と豪語するもはや依存症の社内のあの娘に捧ぐ!愛しのフライドポテト弁当」。
……まず、「フライドポテトでご飯は普通」と話し、週7でフライドポテトで白飯を食べる方がドンキ社内にいる。おそらく開発担当者はその方が好きで、その方のために開発したのがこの弁当だ……と。社内恋愛事情までパッケージに記載されているのはおそらくドンキ商品の中でも史上初なのではないでしょうか。商品名にも「愛しの」って入れちゃってるし!!どんだけ好きなんだその方のことが!
というか週7でフライドポテトを食べる人って?スゲー。
フタを開けてみると、潔くフライドポテトと白飯しかありません。おそらく弁当用共通容器を使用していると思うのですが、本来は漬物とかを入れる中央上部の小さな枠内にも何も入っていません。
フライドポテトはハッシュドポテトっぽいやつ、ケンタッキーのポテトっぽいやつ、マクドナルドのポテトっぽいやつの3種類が雑多に投げ込まれています。
白飯には見栄えのためか?パセリのようなものがかかっていました。
個人的にはフライドポテトたちがすべてしんなりしていたのが許せず……。そりゃあ揚げたてではなく、白飯とともに弁当容器に入れた状態で売り場に置かれ、その後食べる前に自宅でレンジ加熱しているのですから、カリカリなわけはないのですが、フライドポテトはカリカリ派にとってはしんなりはなぁ、と。
早速食べてみましょう。……こういうことで合ってます?
しかし食べて気づきました。そうか、フライドポテト達はカリカリ食感でなくしんなり食感のほうが「白飯には合う!!!!」。食感の統一感は同じほうが一緒に食べるには良いですからね。なるほど、このお弁当のコンセプトは少し理解できた気がしました。
ちなみに、ケチャップも付属しています。フライドポテトにケチャップは合う・白飯にケチャップはケチャップライスになる……理屈はわかるのですが個人的にはちょっと抵抗があったかな。
「フライドポテトを白飯で食べたい」という稀有な人には嬉しい弁当だと思います……ってそれが偏愛めし。当たり前のことを言ってしまいましたね。そんなお弁当です。
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この記事を書いた人
ライター松本果歩
インタビュー・食レポ・レビュー記事・イベントレポートなどジャンルを問わず活動するフリーランスライター。コンビニを愛しすぎるあまり、某コンビニ本部員となり店長を務めた経験あり。日本酒・焼酎・発酵食品が好き。
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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