【時代を超越した”神コラボ”】スニーカーカルチャーの新たな伝説となるアシックス「GEL-KAYANO 12.1」をエディターが試し履きレビュー
執筆者: ライター/本間 新
ここに注目!気になるディテール
ベースとなるのは、2006年の「GEL-KAYANO 12」が持つ洗練されたデザインですが、そこに過去の名作からの特別なディテールが加えられています。
例えば、アッパーの一部には、2014年の「GEL-KAYANO 20」で採用されていたメッシュ素材を使用しています。これは、通気性という機能的な要素だけでなく、当時のデザインの質感や雰囲気を再現するための、細部にわたるこだわりです。
さらに、足首周りのライニング(裏地)には、高いフィット感で知られる「GEL-KINSEI 4(ゲルキンセイ 4)」の素材を採用。これにより、足を入れた瞬間に包み込まれるような快適な感触を実現しています。細かな素材の参照と再構築によって、「UP THERE」が表現したかった、あの頃の温かみと、現代の最高峰の快適性が見事に融合しているのです。

衝撃吸収性に優れたGELテクノロジーと、軽量で反発性の高いミッドソール素材の組み合わせが、街中での一歩一歩を驚くほど軽快で快適なものにしてくれます。この強力なランニングテクノロジーを、ファッション性の高い「GEL-KAYANO 12」のアッパーと融合させたことで、見た目の美しさと、一日中履いていても疲れない実用性を両立させました。

ニューヨーク、メルボルン、そして日本の「懐かしい」という感情が交差して生まれた、まさにグローバルな傑作「GEL-KAYANO 12.1」。UP THEREの情熱、そしてアシックスが誇る最高のテクノロジーが結集したこの一足は、スニーカーコレクションに欠かせない「マスターピース」となり得ます!
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毎日新作がリリースされるスニーカーシーン。名作のアップデート版、ファン待望の復刻、高機能素材を搭載したモデルなど、僕らを魅了する秀作ばかり。年間500足のスニーカーを取材・レビューするライターが“一足”先に試し履き!最新作の魅力をお届けします。
文・撮影/本間新
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ライター本間 新
スニーカーとアメ車、CODを愛するエディター/ライター。年間500足以上のスニーカーを取材し、400本以上のスニーカー記事を執筆している。
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