楽しいサウナの世界観を見事に表現!
デザインも見どころ満載です。
目を引くのが、小さくてかわらしいフォルム。デザインを手掛けた鈴木さんは日頃楽器のデザインを担当しており、時計を携わったのは今作が初とのこと。このコロンとした形は、構造上の必要性から生まれたのだと打ち明けます。
鈴木「内蔵した耐熱電池がかさ高で、どうしても厚みが出てしまうことがわかりました。一方、サウナハットなどサウナの世界にはアイコニックなグッズが多いので、このサ時計も印象深いものに仕上げたいという思惑があり、最終的にこのデザインに落とし込みました。何度も3Dプリントでテストし、全体が小さく見えるよう底面から文字盤までをうまくつなげています」
文字盤にもこだわりが。サウナの目安となる分数「12」と「7」のインデックスを一回り大きく配置。3時の位置にある「サ」と「7」を掛け合わせて、密かに「サウナ」をもじっているのだそう。白文字盤モデルと黒文字盤モデルでは使用するフォントを変更していて、それぞれで異なる印象を受けます。
プッシュボタン表面には滑り止めのためのドットがついており、RESETボタンのほうをよく見ると「サウナ」の文字が。
鈴木「外装担当の小林くんにはものすごく苦労を掛けてしまったのですが(笑)、さりげなくサ時計らしいこだわりを入れたかったんです」
ビヨーンと伸び縮みするカールバンドもユニーク。これもカシオ初採用で、狙い通りの柔軟性や透明度を達成するまで何度も試行錯誤を繰り返したといいます。
裏蓋はフラットで、固定するネジは直接腕に触れないよう段差を設けた設計。クラファンモデル(写真右)に限り、オリジナルのグラフィックやメッセージがプリントされています。
デザインという意味では、サ時計というブランドそのもののデザインも魅力です。かわいらしいイラストで楽しいサウナの世界を描き、スペシャルパッケージやオリジナルステッカーを作成。限定でメッシュサウナハットやロゴ入りアクリルキーホルダーなども作り、サ時計の存在を広げています。
鈴木「工事現場でよく見られる『オジギビト』をイメージして、サウナ室でのサ時計の取り扱いをちょっとコミカルに伝えるキャラクター『サBOY』を作りました。実は、プロジェクトリーダーの山田くんをモチーフにします(笑)」
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この記事を書いた人
ライター横山博之
カバン、時計、ファッションなど男性のライフスタイルを彩るモノを領域とするライター。デザイナーや職人などモノづくりに関わるキーパーソンへのインタビュー経験も豊富。時代の先端を行く技術やカルチャーにも目を向ける。
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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