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【豚骨再現の壁】なぜファンから評価された?福岡1位「ふくちゃんラーメン」のカップ麺化を成功させた開発秘話をファミマ担当に聞いた

執筆者:

スープがメインでトッピングが目立たない理由

ふくちゃんラーメン

ふくちゃんラーメン

かなりこだわっていることはわかりましたが、他の多くのコラボカップ麺と異なり、タテ型・どんぶり型いずれもトッピング具材があまり入っていないことが気になります。「ふくちゃんラーメン」にはチャーシューが入っており、ネギもふんだんトッピングされています。これらを入れなかった理由は?

「どんぶりのカップ麺を発売する際は、価格のバランスが大事です。その中でコストを、榊さんがこだわっているスープの再現に割きたかったのが理由ですね。ふくちゃんらしさとは何かと考えた時、その答えは“豚骨スープ”だったんです」(長谷田さん)

スープには徹底的にこだわったうえで、どんぶり型にはふくちゃんラーメンで熱狂的なファンのお客さんが必ず入れるゴマとフライドガーリックをトッピング、タテ型には少量のチャーシューを入れています。

どんぶり型の完成形

どんぶり型の完成形

ここまで聞くと、どんぶり型とタテ型の“いい所取りバージョン”はできないのか?と思ってしまいますが……。

「湯せん量が異なるので難しいと思います。どんぶり型はたっぷりお湯を入れることができるのでスープの美味しさに特化できます。一方でタテ型はカップの中にきっちり麺が入っているのでお湯をそこまで多く入れることができません。

タテ型の完成形

タテ型の完成形

タテ型の麺はフライ麺を使用していますが、揚げているから麺の中に気泡があってすぐにお湯で戻ります。しかしどんぶり型はたっぷりお湯を使用できるのでノンフライ麺にしている。どちらが良い悪いというよりは、それぞれの特長がある感じですね」(長谷田さん)

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この記事を書いた人

松本果歩

ライター松本果歩

インタビュー・食レポ・レビュー記事・イベントレポートなどジャンルを問わず活動するフリーランスライター。コンビニを愛しすぎるあまり、某コンビニ本部員となり店長を務めた経験あり。日本酒・焼酎・発酵食品が好き。

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