「とんこつラーメンのカップ麺化=ハードルが高い」を覆した
タテ型の発売直後、ふくちゃんのヘビーユーザーたちからファミリーマートにかなり多くの問い合わせがありました。これは異例のことで、長谷田さんも驚いたのだそう。
「『ふくちゃんにはゴマが入っているのに、なぜゴマを入れないんですか』という内容でした。かなりたくさんの方からお声を頂いたこともあり、どんぶり型を開発の際にはゴマを入れました。今後はタテ型の方にもご意見を踏まえたリニューアルを検討したいと思います」(長谷田さん)
賞賛の声も多く届いたといいます。カップファンの間では「豚骨ラーメンの名店コラボカップ麺はハードルが高い」のが通説だそうですが、カップ麺の「ふくちゃんラーメン」はファンからも「カップ麺の中ではよくできている」という評価がほとんどであったというから驚きです。なぜでしょうか?
「スープにかなりこだわって、良い意味での“豚骨の香り”が感じられるラーメンに仕上げることができたということかな……と。豚骨のインパクトが強いものの、飲むとすっきり醤油のキレも感じる、ふくちゃんラーメンらしさを再現できたのかなと嬉しく思います」(長谷田さん)
ふくちゃんラーメンファンも認めるほど、期待感を裏切らない再現度だったということですね。残念ながら期間限定のどんぶり型の方は現在店頭に並んでいるものが売り切れ次第終了とのことですが、タテ型は今後も販売が続きます。ふくちゃんラーメンを食べたことがある方もそうでない方も、「こんなに美味しいとんこつラーメンのカップ麺があったなんて」と驚いてみませんか?
取材・文/松本果歩
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ライター松本果歩
インタビュー・食レポ・レビュー記事・イベントレポートなどジャンルを問わず活動するフリーランスライター。コンビニを愛しすぎるあまり、某コンビニ本部員となり店長を務めた経験あり。日本酒・焼酎・発酵食品が好き。
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