モノ&サービスの最新情報をお届け!MonoMax(モノマックス) Web

最新号のご案内

モノマックス 2025年11月号

2025年10月9日(木)発売
特別価格:1,390円(税込)

最新号を見る

モノマックス最新情報をSNSでチェック!

  • MonoMax11月号 付録 紀ノ国屋 5ポケット付きトートバッグ
  • MonoMax Web YouTubeチャンネルはこちら!
  • MonoMax Web 友達登録でLINE NEWSに登録!
  • MonoMax 公式X(旧Twitter ) 毎月豪華プレゼントキャンペーン実施中!
  • MonoMax メールマガジン 登録はこちらから
  • 【公式】雑誌smart(スマート)
  • 【公式】田舎暮らしの本

© TAKARAJIMASHA,Inc. All Rights Reserved.

キーワードで検索

【豚骨再現の壁】なぜファンから評価された?福岡1位「ふくちゃんラーメン」のカップ麺化を成功させた開発秘話をファミマ担当に聞いた

執筆者:

「とんこつラーメンのカップ麺化=ハードルが高い」を覆した

株式会社ファミリーマート商品本部 飲料・酒・煙草部 長谷田恭一さんタテ型の発売直後、ふくちゃんのヘビーユーザーたちからファミリーマートにかなり多くの問い合わせがありました。これは異例のことで、長谷田さんも驚いたのだそう。

「『ふくちゃんにはゴマが入っているのに、なぜゴマを入れないんですか』という内容でした。かなりたくさんの方からお声を頂いたこともあり、どんぶり型を開発の際にはゴマを入れました。今後はタテ型の方にもご意見を踏まえたリニューアルを検討したいと思います」(長谷田さん)

賞賛の声も多く届いたといいます。カップファンの間では「豚骨ラーメンの名店コラボカップ麺はハードルが高い」のが通説だそうですが、カップ麺の「ふくちゃんラーメン」はファンからも「カップ麺の中ではよくできている」という評価がほとんどであったというから驚きです。なぜでしょうか?

「スープにかなりこだわって、良い意味での“豚骨の香り”が感じられるラーメンに仕上げることができたということかな……と。豚骨のインパクトが強いものの、飲むとすっきり醤油のキレも感じる、ふくちゃんラーメンらしさを再現できたのかなと嬉しく思います」(長谷田さん)

ふくちゃんラーメンファンも認めるほど、期待感を裏切らない再現度だったということですね。残念ながら期間限定のどんぶり型の方は現在店頭に並んでいるものが売り切れ次第終了とのことですが、タテ型は今後も販売が続きます。ふくちゃんラーメンを食べたことがある方もそうでない方も、「こんなに美味しいとんこつラーメンのカップ麺があったなんて」と驚いてみませんか?

取材・文/松本果歩

この記事の画像一覧

  • 株式会社ファミリーマート商品本部 飲料・酒・煙草部 長谷田恭一さん
  • ふくちゃんラーメンの店舗
  • 長谷田さんとふくちゃんラーメンの店主榊さん
  • 長谷田さんにラーメンの作り方を伝授する榊さん
  • 「ふくちゃんラーメン監修 豚骨ラーメン」と「ふくちゃんラーメン監修 豚骨ラーメン どんぶり」 
  • 別添のおろしにんにくは、なめらかで風味が際立つ
  • スープだけで3種類の小袋を使用
  • ふくちゃんラーメン
  • どんぶり型の完成形
  • タテ型の完成形
  • 株式会社ファミリーマート商品本部 飲料・酒・煙草部 長谷田恭一さん

この記事の画像一覧を見る(11枚)

1234

この記事のタグ

この記事を書いた人

松本果歩

ライター松本果歩

インタビュー・食レポ・レビュー記事・イベントレポートなどジャンルを問わず活動するフリーランスライター。コンビニを愛しすぎるあまり、某コンビニ本部員となり店長を務めた経験あり。日本酒・焼酎・発酵食品が好き。

執筆記事一覧


X:@KA_HO_MA

Website:https://monomax.jp/

モノマックスの記事をシェアする

関連記事