【ドンキの贅沢すぎる暖房器具】“一石二鳥”はコスパ良すぎ!?「昨年完売モデルの進化版」加湿器付きヒーターの実力をドン・キホーテマニアが徹底レポート
執筆者: ライター/松本果歩
実際に使ってみると……
まず気になったのは温風吹出口の部分。かなり狭く、しかも下の方についています。暖かい風を感じにくいんじゃないかな~と思ったのですが、逆でした。ヒーターのネックな点でもある「風が吹いてくる感じ」がほぼないのです。冷房もそうだと思いますが、「風に吹かれ続ける」って結構ストレス。しかしこれだけ吹出口が狭いと、足元に置いておいても「ずっと風」のストレスはありません。だけどちゃんと周辺が暖かくなります。
嬉しかったのはリモコン付きであること。筆者は昨年はドンキの大風量パネルセラミックヒーターを使用していて、これもとてもよかったのですが、使い続けて困ったのは朝布団から起き上がる前にヒーターをつけたい時。手を伸ばしてつけようとしても真っ暗な部屋では凹凸のないタッチセンサー式だとどこが電源かわからなかったんです。
でもリモコン式なら離れた場所からでもONにできるので寒い日でもいいですね。すべての操作がリモコンからできるので、部屋のどの場所に設置しても使いやすいと感じました。
ちゃんと置き場所があるので使用していない時のリモコン置き場にも困りませんよ!
温度とタイマーに関しては、1℃ずつ/1時間ずつ細かく設定できるのは結構便利だなぁと感じたのですが……。
なぜか設定温度と実際の温度に乖離があるのが気になりました。27℃に設定した際には23.3℃くらいまでしか上がらず、24℃に設定した際には22.6℃と2~4℃ほど低くまでしか上がりません。置いている場所の環境や家の状況によると思うのですが、設定温度まで実際の温度が達していないのに稼働が止まってしまうことが多く気になりました。センサーが感知した温度で調整しているようなので、どの位置の温度で計測するか?でも変わるのだとは思います。
温度設定せずに連続稼働モードにすれば問題ないので特に困ってはいません。もしかすると筆者の家(あるいは温度計?)がおかしい恐れもあるのでなんとも言えませんが。
気になる1時間あたりの電気代は「暖房強で連続運転&加湿強で連続運転時=約37.2円とのことですが、エアコンと比べてどうか?はそのエアコンなどにもよるので厳密な比較は難しいです。もちろん電気カーペットやこたつなどと比べると高いのでしょうが、暖まり方やスピード感、部屋の広さや過ごす人数などを総合的に見て検討するのが良いと思います。
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ライター松本果歩
インタビュー・食レポ・レビュー記事・イベントレポートなどジャンルを問わず活動するフリーランスライター。コンビニを愛しすぎるあまり、某コンビニ本部員となり店長を務めた経験あり。日本酒・焼酎・発酵食品が好き。
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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