
長く使用している手鏡や洗面台のミラーの端に黒い汚れのようなものが発生することはありませんか?カビなのか?サビなのか?ふき取ろうと思ってもできないと思います。端にできることが多いので使用に大きな影響がないことが多いものの、なんとなくテンションが下がります。この「黒いやつ」はどうすれば良いのでしょうか?専門家に聞きました。
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「黒いやつ」の正体は「シケ」と呼ばれる鏡特有の腐食
YouTube登録者38万人のお掃除職人きよきよさんによると、洗面台や持ち運べるミラーのフチが黒くなるのは「シケ」と呼ばれる鏡特有の腐食とのことです。
「鏡の黒ずみは汚れではなく、裏側のシケと呼ばれるものです。原因は湿気や劣化ですね」(きよきよさん)
一般的に鏡はガラス表面に銀膜+銅膜+特殊塗料を重ねてコーティングを行っています。しかし重なった部分の端の境目の部分から湿気が発生し、銀や銅の部分が腐食してしまうことにより黒っぽい汚れのような状態が発生しているのです。湿気が奥まで入り込んでしまった場合には鏡の端だけでなく中央付近でも発生するようです。
たしかに鏡の黒ずみは買ってすぐの時にはおきず、たいてい買って10年など長い年月が経ってから起こることが多い気がします。時間をかけて湿気が入り込んだ結果なのですね。
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この記事を書いた人
ライター松本果歩
インタビュー・食レポ・レビュー記事・イベントレポートなどジャンルを問わず活動するフリーランスライター。コンビニを愛しすぎるあまり、某コンビニ本部員となり店長を務めた経験あり。日本酒・焼酎・発酵食品が好き。
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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