次世代素材の活用やスタイルをアップデートして登場
今回発表された「ランドクルーザープラド ニュースケープ」の注目ポイントのひとつは、次世代の革新的な繊維素材、Brewed Proteinファイバーを使用して作られたオリジナルのシートカバー。
「スパイバー」が開発したBrewed Protein™素材は石油などの化石資源や動物資源に依存せず、植物由来の糖を用いて微生物発酵を利用して製造され、アパレル、食品、自動車産業など、さまざまな分野において持続可能で高性能な素材の可能性を押し広げるソリューションとして期待されている。

ボディカラーは「メルドグレー」と「グラファイトグレー」の2種。
「メルドグレー」はザ・ノース・フェイスのシンボリックなプロダクトであるドーム型テント「Geodome4」の意匠からインスピレーションを受けたモデル。「グラファイトグレー」はザ・ノース・フェイスの様々なアイテムに長年にわたって使用しているカラーをメインのボディに採用したモデルだ。
フューエルリッドにはザ・ノース・フェイスのロゴがインクリメンタルフォーミング(逐次成形加工技術)で入れられ、足回りはタイヤ・ホイールをオールブラックで統一。
マッドガードにはザ・ノース・フェイスとスパイバーのロゴも配されている。
オリジナルシートカバーのデザインも、オールブラックでまとめながら、前後席のシートバックにザ・ノース・フェイスのロゴを配することで、不動の人気を誇るザ・ノース・フェイスのアウタージャケットのような仕上がりとなっている。
「ランドクルーザープラド ニュースケープ」はトヨタの販売店が点検・整備した優良中古車をベースとしているため、それぞれ仕様や車両価格は異なり、また常時販売しているわけではないが、完成次第、コーデバイ参画販売店から順次発表される。発売は2026年春を予定している。
「ランドクルーザープラド ニュースケープ」はJapan Mobility Show2025で公開された後、コーデバイのイベントやアウトドア・モビリティ関連イベントなどでも展示される。
なお、カスタム中古車ブランド「CORDE by(コーデバイ)」は、トヨタグループのトヨタ・コニック・プロが主体となって展開されている。
文/近藤暁史 写真提供/トヨタ・コニック・プロ
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ライター近藤暁史
男だてらにお堅く学習院大学文学部国文学科卒。ファッション誌から一気に転身して、自動車専門誌の編集部へ。独立後は国内外の各媒体で編集・執筆、動画製作なども。新車、雑ネタを中心に、タイヤが付いているものならなんでも守備範囲。AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。自身のYouTubeチャンネル「こんどう自動車部」では、洗車・自動車のメンテナンスなどを中心に、クルマに関わる裏技を紹介中!
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