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【風間俊介インタビュー】大河ドラマ『べらぼう』「異なる正義がぶつかり合う構図が面白い」見どころ&撮影のリフレッシュ方法とは?

執筆者:

風間俊介

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ドラマ、舞台、映画、バラエティなど多方面で大活躍している人気俳優・風間俊介さんに、出演中の大人気大河ドラマ『べらぼう』についてインタビューを実施いたしました。子どものころから観てきた大河ドラマでの役作りにおける考えや、作品の見どころを詳しく伺います。

特に、ご自宅のベランダに設置したプールなど、長期撮影を乗り切るための意外な愛用モノについても教えていただきました。プロの緊張感とプライベートのリフレッシュ法、その両軸から風間さんの魅力を掘り下げていきます。

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どちらも正しく、異なる正義がぶつかり合う。その構図が面白いと思っています

風間俊介

風間俊介/ SHUNSUKE KAZAMA
俳優、タレント。1983年6月17日生まれ、東京都出身。現在、NHK『べらぼう ~蔦重栄華乃夢噺~』に鶴屋喜右衛門役で出演。NTV『ZIP!』月曜日、NHK Eテレ『ハートネットTV「フクチッチ」』にもレギュラー出演中。

──NHK大河ドラマ『べらぼう』への出演が決まったとき、どのように感じましたか?

「大河ドラマは子どものころから家族で観てきたもの。出演が決まったときは僕自身もうれしかったですし、両親や祖父母もきっと喜んでくれるだろうと思いました」

──他のドラマとの違いを感じますか?

「時代劇は準備から大変です。髪や衣装はもちろん、セットの道具ひとつひとつまで、各部門が責任を持って取り組んでいます。すべての部署にプロフェッショナルが集まり、繊細な作業を積み重ねる。その緊張感が大河ドラマならではだと思います。ただ、適度な緊張は必要なものの、それでキャラクターが固くなるのはよくありません。『ここまで準備してくれた人たちに応えなくては』という想いで緊張を感じつつも、役どころをしっかり演じられるよう気をつけています」

──今回演じられている鶴屋喜右衛門について、どう思いますか?

日本橋にある地本問屋・鶴屋の主人、鶴屋喜右衛門役を好演。主人公の動きを阻む立場だったが、やがて状況や心情に変化が生まれていく。

「とても魅力的な役です。前半は意地悪に見える描かれ方でしたが、彼の言葉は老舗としての正論でもある。主人公・蔦屋重三郎が持つ自由さや即応性に対して、鶴屋は伝統を守る立場。どちらも正しく、異なる正義がぶつかり合う。その構図が面白いと思っています。そして物語が進むと、互いに足りない部分を
補い合う関係になっていく。その“鬼に金棒”感が演じていて楽しいですね」

──第25回では和解する場面も描かれました。

「史実でも二人は仲がよく、一緒に旅行をしたという記録も残っているんです。でも、仲よくなっても、鶴屋は蔦屋の弱点を突き続ける存在である点は変わらない。便利な味方役ではなく、根っこの性格はそのまま。これは森下佳子さんの脚本の妙だと思います」

──長期にわたる撮影で得た実感は?

「これまでの大河出演では早めに退場する役も多かったのですが、今回は第4回からほぼ4年半にわたり同じ役を演じています。長く同じキャラクターを演じる経験はなかなかなく、すごく貴重です。現場は緊張感がある一方で、もはやホームのような安心感もあります。主役の横浜流星くんと『最初はいがみ合ってたね』と懐かしく話せるくらい、時間を積み重ねてきました」

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この記事を書いた人

横山博之

ライター横山博之

カバン、時計、ファッションなど男性のライフスタイルを彩るモノを領域とするライター。デザイナーや職人などモノづくりに関わるキーパーソンへのインタビュー経験も豊富。時代の先端を行く技術やカルチャーにも目を向ける。

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Website:https://monomax.jp/

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