超高級ブランドからカジュアルウォッチまで話題作が集結!



「サロン・ド・タイム」では日本でも馴染みのあるブランドが数多く出展していました。ユリス・ナルダン、コルム、ボヴェ……1本数千万円もする高級モデルも登場。一方、数万~数十万円クラスのブランドも大きな盛り上がりを見せていました。
ピエール・ラニエ
本誌でも度々紹介しているピエール・ラニエ。フランス発ブランドが集結した一角の中でも、同国トップの売上を誇るピエール・ラニエは盟主的存在で、ひときわ大きなブースができていました。トリコロールカラーをはじめ、近年はエリゼ宮とのコラボやノートルダム大聖堂復興記念モデルなどフランス色の濃いモデルが登場していますが、同会場ではフランス国土の形にカットアウトしたオープンワークの新作をお披露目。機械式ならではの魅力とフランス由来のエスプリが漂います。
アベンチュリン文字盤で沈む夕日を描いたオープンハートモデル「AUSTRALE」にも、芸術の国らしいデザインを感じます。
スピニカー
ヴィンテージな味わいが漂うダイバーズを得意とするスピニカーも出展。注目モデルはブロンズケースを用いた「テセイ ブロンズ スイス オートマティック」。使い込むほどに風合いが増していくモデルです。
日本国内では未展開の「ハル クロノグラフ」も見つけました。42mm径のクッションケースで、大型のプッシュボタンやグラデーション文字盤が印象的です。
ツェッペリン
歴史あるドイツの硬式飛行船をオマージュしたツェッペリンでは、新色としてウルトラマリンカラーを用いたモデルが登場。空気が澄んだ夜空のようで、ロマンスを掻き立てます。
文字盤全体が淡いライトブルーに輝くモデルも。いずれも日本では未展開で、今後の動向が気になります。
アイスウォッチ
シリコン一体バンドや鮮やかなカラーリングで一斉を風靡したアイスウォッチも参加。ブースでは数多くのモデルが展示され、会場に華やかさをもたらしていました。
メンズ、レディース、キッズと幅広いユーザー向けのモデルが充実しているアイスウォッチの中でも、特にアピールしていたのがこちらのキッズモデル「アイスファインド」。「Apple Find My」機能を搭載していて、SIMカードも通信契約もなしに、いつでもiOSの「探す」アプリで場所がわかる時計です。大切な子供の居場所を確認するのに最適です。
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この記事を書いた人
ライター横山博之
カバン、時計、ファッションなど男性のライフスタイルを彩るモノを領域とするライター。デザイナーや職人などモノづくりに関わるキーパーソンへのインタビュー経験も豊富。時代の先端を行く技術やカルチャーにも目を向ける。
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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