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特集体験レポート

【ホンダの空への憧れがハンパない!?】 エンジンなしでもロマンはデカかった!「熱気球ホンダグランプリ」現地レポート

執筆者:

風の層を読み解く「空の頭脳戦」驚きの競技方法

音もなく、どんどんと近づいてくるだけでなく、スタートしてしばらくすると戻ってくるのも不思議。

音もなく、どんどんと近づいてくるだけでなく、スタートしてしばらくすると戻ってくるのも不思議。

競技というが、肝心の戦い方がこれまた面白い。すべて風まかせなので、ルートというかコースはその日に決定し、場合によってはキャンセルになることも。

カギとなるのはタスクポイントで、決められた場所にある目印にマーカーと呼ばれるオモリを落とせれば獲得できて、さらにそのポイント数で順位を決めてそれに基づいてグランプリポイントが得られて最終的な勝敗が決まる。

と、意外に複雑だが、単純にマーカーがどこに落ちたか見ているだけでも面白いし、もっと言ってしまえば、飛び上がったり、向こうから向かっていくのを見るだけでも十分に楽しめる。実際、来場者数は約84万人で、家族連れも多くて、いわば花火大会のような雰囲気で盛り上がっていた。

巨大なバーナーでバルーンの中の空気を温めて浮力にする。炎と噴射音は圧巻。

巨大なバーナーでバルーンの中の空気を温めて浮力にする。炎と噴射音は圧巻。

ルートは会場をスタートにする場合だけでなく、別の場所から会場にやってきたり、決められた地点を順に回ったりするなど、さまざま。もちろん動力はなく、風の向きだけで移動するのが熱気球の特徴。上空の風向きは層になっていて、上下をバーナーの加減で調節することで目標の向きに吹く風に乗ってコントロールしている。

地上にいるスタッフが小さな風船を上げて指示を出していてはいるものの、そもそもどこかに流れていったり、落ちたりするようではパイロットにはなれないとのこと。確かに巨大な熱気球がコントロール不能で、あちこち行ったり、落ちたりしては、競技もなにもないだろう。

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この記事を書いた人

近藤暁史

ライター近藤暁史

男だてらにお堅く学習院大学文学部国文学科卒。ファッション誌から一気に転身して、自動車専門誌の編集部へ。独立後は国内外の各媒体で編集・執筆、動画製作なども。新車、雑ネタを中心に、タイヤが付いているものならなんでも守備範囲。AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。自身のYouTubeチャンネル「こんどう自動車部」では、洗車・自動車のメンテナンスなどを中心に、クルマに関わる裏技を紹介中!

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