自分が価値を感じるものにだけお金を使いたいんです

──モノを選ぶ際の基準は?
「自分が価値を感じるものにお金を使います。人によって価値の基準は違うので、他人に意味がないと言われても関係ありません。僕がいいと思えたモノを買うだけ。『コレ』と決めたジーンズを毎日のように穿き続けていた時期もありました。ボロボロになって、お別れのときは寂しかったですけど… …そこに刻まれた時間と記憶には何物にも代えがたい価値があると思っています。あまり他人の評価に振り回されたくないので、『高級なブランドだから』『レアだから』というだけで食指は動きません」
──周囲のトレンドより、自分の感覚を重視されるのですね。
「そうですね。たとえば、今は男性の間でも太いシルエットのパンツが流行っていますけど、自分はずっと細身のストレートが好き。最近は少しでも長く使えるよう、同じものを2つ買うこともあるくらいです」
取材・文/横山博之 撮影/中村圭介 スタイリング/手塚陽介 ヘアメイク/清家いずみ モデル/風間俊介 キャスティング/門田治子
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ライター横山博之
カバン、時計、ファッションなど男性のライフスタイルを彩るモノを領域とするライター。デザイナーや職人などモノづくりに関わるキーパーソンへのインタビュー経験も豊富。時代の先端を行く技術やカルチャーにも目を向ける。
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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