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【きのこの山50周年】「たけのこの里」の設計とは対極!? 開発担当者を直撃!おいしさの秘密と感動パッケージを深掘り

執筆者:

【Topic3】担当者の想いはパッケージに宿る

パッケージの内側や裏面は、担当者がある程度自由に作れる部分ロングセラーだから、味や形は簡単には変えられない。しかし、パッケージの内側や裏面は、担当者がある程度自由に作れる部分なのだ。商品やタイミングで変えているので要チェック!渾身のメッセージを受け取ろう!

担当者の想いはパッケージに宿る

吉田さん 「ある程度遊び心があっても許されていますね」

北澤さん「面積が少ないので、毎回ここに何を入れるかはすごく悩みます。小さいスペースにどれだけメッセージを込められるかが勝負みたいなところがあります。例えば『きのこの山宇治抹茶』は大人の方も食べることが多いかなと思い、大人の方に向けてちょっとほっこりするメッセージを入れました。Xで『これを読んで、なんか元気出た』というポストを見ましたね」

吉田さん 「おいしく召し上がっていただけるだけで充分なのですが、やはり読んでもらえると嬉しいですよね」

北澤さんのこだわりNo.1『推しきのこの山味わいバニラ』50周年施策のひとつとして開催された「歴代きのこの山復活投票」1位を獲得。9月から期間限定で発売中(※売り切れの場合あり)。

北澤さん 「今まで一番頑張ったのは『推しきのこの山味わいバニラ』です。これはパッケージの表面も作りました。『歴代きのこの山復活投票』で1位になって復活した商品なのですが、推しがテーマだからコンサートにして、きの山さんたちが応援しているデザインにしたんです。裏面は投票のストーリーを4コマ漫画にしましたし、内側は最終結果と1位のメッセージを載せました。これに限らず、『きのこ』『たけのこ』全商品のパッケージは、限られた面積で何をどう伝えるかということに魂を込めてやっているので、ぜひ読んでほしいです」

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この記事を書いた人

金山 靖

ライター金山 靖

文房具、家電、インテリア、雑貨などライフスタイル系グッズに精通。商品の企画開発担当者をはじめ、タレントや文化人などへのインタビュー経験も豊富。カップ麺やお菓子などグルメ全般にも造詣が深い。

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