
資材や人件費の高騰がモノの価格に反映され、あらゆるモノが値上がりしている昨今。だからこそ、今欲しいのは高品質なのに低価格で買える「反則級コスパモノ」ではないでしょうか。 今回は、本革バッグを5万円以下で探すのは非常に困難とされる中で、カバンの識者が驚愕した逸品に注目。オリジナルレザーと国内生産にこだわるアニアリ(aniary)の国産レザーブリーフケースが、なぜ最高のコスパと品質を実現できたのか、その秘密を一挙大公開する。
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【驚きのアイデア付録】「バッグと財布が合体!?」アーバンリサーチ ドアーズのトートバッグの収納力が完璧すぎ!
カバンの識者が驚愕!5万円以下で手に入る国産レザーブリーフ
カバンのプロ:ライター・岡藤充泰さん
カバン、靴、財布など職人が作る紳士アイテムに詳しいモノライター。これまで革職人やタンナーへの取材を数多くこなしてきた。
最近のカバン業界は素材(特に革)、職人の人件費、流通コストの高騰が著しく、ちゃんとした本革製バッグを買おうと思ったら、最低でも5万円、いやもっと上の予算を考える必要があります」と話してくれた岡藤さん。「それでもあるところにはあります!」とおすすめしてくれたのが、アニアリの国産レザーブリーフケースだ。
見た目は華美な装飾を省いたシンプルでスマートなフォルム。今どきのビジネスマンの持ち物事情に合わせた小ぶりなサイズ感が絶妙で、底鋲を装備しているので、薄マチでもしっかり自立する。内外装にポケットを装備し、使い勝手にも一切の妥協がない。この見た目と機能性だけでも、5万円以下で買えることが信じられないレベルなのだが、一番の驚きポイントはまだ別にある。
なんと、こちらのバッグはアニアリが開発した独自素材が用いられており、しかも国内工場で作られた信頼の日本製なのだ。その素材とは「エス‐フィルム レザー」と呼ばれるもので、革の表面(吟面)を削ってヌバックにし、そこに特殊なフィルム加工を施すことで、まるでシュリンクレザーのようなシボが加えられている。これにより革本来のしなやかさを残し、シボ感を加えながら、耐水性、耐摩耗性にも優れた、ミラクルなレザーに仕上がっているのだ。
このこだわり抜いたレザーを使用し、日本の職人が作るハイクオリティな品質を実現しながら、5万円以下で買えるのはまさに驚き。これぞ反則級コスパモノにふさわしい逸品なのだ!
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この記事を書いた人
ライター岡藤充泰
ファッション、カバン、革小物、クルマ、家電などあらゆるジャンルに精通する、この道30年以上のベテランモノライター。プライベートではキャンプと車をこよなく愛する。
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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