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【ヒットモノ大賞2025】累計100万台突破!パナソニックの「ボディトリマー」が男の必需品になった理由。誕生秘話に迫る

執筆者:

初代担当者の強い意志が大ヒットを生み出した

パナソニック株式会社 メンズグルーミング商品企画課:飯島 諄さん

パナソニック株式会社
メンズグルーミング商品企画課:飯島 諄さん
男性用のバリカンやシェーバーなどの商品の企画開発が業務。現在はボディトリマーの企画開発を担当する。

パナソニック株式会社 パーソナル国内マーケティング課:五嶋善晃さん

パナソニック株式会社
パーソナル国内マーケティング課:五嶋善晃さん
ボディトリマーをはじめ男性向けの理美容家電商品の国内マーケティングを担当する。

パナソニックのボディトリマーは2025年4月、累計出荷台数100万台を突破!6月に発売した新機種も前機種と比較して前年比2ケタ増と好調だ。初号機の発売は2017年。なぜ今、ヒットしているのだろう?

「ボディトリマーは、2012年ごろ海外のお客様に向けて企画の検討が開始された製品です。当時、海外ではすでに男性がVIOゾーンを含め体毛ケアをするのは一般的でした。当時の企画担当者は遠からず日本でも体毛ケアが広まると確信し、製品化を進めたという経緯があります」(飯島さん)

企画検討開始から5年後、ボディトリマー初号機が発売されると1年で計画の2倍というヒット。その要因は潜在的ニーズの掘り起こし、そして、競合を圧倒する高い基本性能だ。

「ボディトリマーの一番の特徴は、刃の切れ味のよさと肌への安全性の高さです。なるべく短く剃りたいけれど極力肌が傷つかない構造にするのにすごく苦労したと聞いています。また、完成した刃の性能・機構がとても優れていたため、刃の部分は現行機種に至るまで変えていません」(五嶋さん)

その後のボディトリマーのヒットは前述の通り。大ヒットの要因は?

「初号機は発売当初から『これでVIOケアをしよう』というメッセージを押し出しました。それがお客様に響いて市場ができたので、やはり当時の担当者の見立てが素晴らしかったことにつきると思います」(五嶋さん)

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この記事を書いた人

金山 靖

ライター金山 靖

文房具、家電、インテリア、雑貨などライフスタイル系グッズに精通。商品の企画開発担当者をはじめ、タレントや文化人などへのインタビュー経験も豊富。カップ麺やお菓子などグルメ全般にも造詣が深い。

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Website:https://monomax.jp/

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