針、ローター、隕石…マニアックすぎる「パーツ市場」
業界関係者が集結した「香港ウォッチ&クロック・フェア」も見ものでした。


セイコー、ミヨタ、ロンダと、各国の名だたるムーブメントメーカーも出展。
興味深いのは特定のパーツだけを取り扱うメーカーも多く、自分たちの技術をアピールしているところ。普段見られないパーツを目にすることができました。
昨今、採用するブランドが拡大しているセラミックベゼルやK9クリスタルガラスを売りにしたメーカーも。
こちらは、高級ブランドの限定モデルでもよく使われているメテオライト文字盤。メーカーの資料には、本物の隕石であることを示すため、実際に収集している“隕石ハンター”が活躍する様子も記載されていました。
加工技術により、ケースに用いられるステンレススチールをレインボーカラーにしたり、結晶化してみせたり。
細かな文様を表現したサンプルも。
「こんなのも!?」といいたくなるもののひとつが、ローターだけを取り扱うメーカー。素材、色、形と、さまざま揃えています。
時計の真正面に据えられる針も、専業メーカーの領分。超高級ブランドでも、針は外注しているケースが少なくありません。
砂粒のように見えますが、こちらは本物のダイヤの集合。インデックスやベゼルなどにセットするダイヤやストーンも、広い意味で時計のパーツなんです。
時代を感じさせるのが、ストラップを着脱させるアダプターだけを取り扱うメーカーの存在でした。工具不要で簡単にストラップを着脱できる仕組みは、もはや絶対条件に入ってきているのかもしれません。
ケース専門メーカーも。ヘルメットやサッカーボールといった奇抜なフォルムも用意され、時計の世界観を補助します。


完成時計をOEMしているメーカーも多数出品。多種多様な機種を展示して幅広いニーズに応えられることを証明しているのですが……「これって◯◯の△△じゃない!?」と、色々な意味での驚きも与えてくれました。
時計メディアでもなかなか目にしない情報に触れられ、貴重な場となった「香港ウォッチ&クロック・フェア」&「サロン・ド・タイム」。とにかく熱狂的なイベントで、時計の世界はまだまだ広がっていくのだと確信しました。
主催:香港貿易発展局(HKTDC)
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取材・文・撮影/横山博之
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この記事を書いた人
ライター横山博之
カバン、時計、ファッションなど男性のライフスタイルを彩るモノを領域とするライター。デザイナーや職人などモノづくりに関わるキーパーソンへのインタビュー経験も豊富。時代の先端を行く技術やカルチャーにも目を向ける。
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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