【世界を駆ける経営者の三種の神器】麻布台ヒルズで予約殺到!ベトナム発「Pizza 4P's」創業者・益子陽介が“24時間手放せない”ガジェットとは?
執筆者: MonoMax編集部

ベトナムで産声を上げ、今やカンボジア、インドネシア、そして東京・麻布台ヒルズとアジア圏を席巻するピザ店「Pizza 4P's」。2026年6月にはニューヨーク進出も控えるこの勢いの中心にいるのが、創業者の益子陽介氏だ。店ごとに異なる独創的なインテリアや、薬莢を再利用したカトラリーなど、「モノ」への深いこだわりを持つ彼が、自身の多忙な日々を支える愛用ガジェットについて語ってくれた。
CONTENTS
【なぜBAKEはヒットを連発できる?】チーズタルト、クッキー缶…あえて“バラバラのブランド”を作る理由。「効率を捨てる」8割主義の正体
【Pizza 4P'sの哲学】「自分が使って気分がいいか」がモノ選びの基準
(右)益子陽介(ますこ・ようすけ)と妻の高杉早苗さん
ベトナムを訪れたことがある人なら一度は聞いたことがあるピザ店「Pizza 4P’s」。2024年11月には東京・麻布台ヒルズにもオープンし、数カ月先まで予約が取れない人気店だ。カンボジアやインドネシアなどにも出店し、アジア圏を席巻しているが、2026年6月にはニューヨーク・ブルックリンにも出店予定で、その勢いは衰えを知らない。店舗デザインは店ごとに異なり、地元の伝統文化を取り入れたインテリアや、内戦で使われた銃弾の薬莢を使ったカトラリーなど、こだわった店作りをしている。そんな益子さんに、お気に入りのガジェットへの思いを伺った。
薬莢のカトラリーや藍染のインテリアに込めた想い
ーー「Pizza 4P's」では、プラスチックの廃材を使ったアイテムを店舗で取り入れたり、ベトナムでは北部の山岳地帯・サパの藍染技法を使ったブランドとともにバッグを作ったりされていますが、どんなところにこだわってお店に取り入れているのですか?
益子:極論かもしれませんが、「自分がそれを使って気分がいいかどうか」を大切にものを選んでいます。例えば、割り箸はとても便利なものですが、ただ捨ててしまうのと、その割り箸がリサイクルされ、また活用されていくのとではどちらが気分的にいいかどうかを考えてみると、ただ捨ててしまうよりも、リサイクルされたものの方が自分としては使っていて気分がいい。さらに、自分たちがやっている飲食店の中で、そういう自分たちの考えや思いを、どうやったら多くの方に伝えていくことができ、共感してもらえるかを考えて取り入れています。
ーーアップサイクルしたカトラリーなどは、実際にお客さんも手に取って使うものなので、そうした思いが伝わりやすいかもしれませんね。
益子:そうですね。お店のメニューを楽しんでいただくのはもちろん、カトラリーや食器などを使っていただくことは、お店側とお客さんとのコミュニケーションの一つであると思っています。作り手だったり、僕たちがどんな思いを持っているのかを伝えられるようなプロダクトをできるだけ提供していきたいなと思っています。ただ、「自己満足なだけのものにならないように」というのは気をつけていて、アート性がありつつ使いやすさにもこだわっています。
カンボジア内戦で用いられた銃弾の空薬莢を再利用したAndkow × 4P’sのカトラリー。
ーー店内のインテリアでこだわっているところはありますか?
益子:インド店では、使われなくなってボロボロになった椅子を剥いで、再度職人さんに仕上げてもらったリクレイムドチェアを使ったり、麻布台ヒルズでは、一部にリサイクルしたプラスチック材を使用した椅子を使用していたりします。以前、「BUAISOU」というアパレルブランドが展示会をしていた際に、藍染をした木が展示されていたのですが、それがとても素敵で展示会が終わったらどうするか伺ったら、使い道がないというので、それを譲り受けて。麻布台ヒルズ店で使わせていただきました。
リクレイムドチェアを使用したPizza 4P'sインド・バンガロール店
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