新戦略で迎える20周年は
一時期44店舗まで減らしたものの、現在は89店舗と、むしろ店舗数は過去最大数に拡大、さらに店舗以外でもクリスピー・クリーム・ドーナツが購入できる場所を増やしています。

店舗以外の小売店に設置されているキャビネット。最上段にあるのは新商品の「ポケットクルーラー」
「2019年頃からクリスピー・クリーム・ドーナツの店舗以外の小売店に専門のキャビネットを設置し、商品が買えるようにしています。店舗を出店するのはかなり大変ですが、店舗がない場所でもクリスピー・クリーム・ドーナツを購入していただけるタッチポイントを増やしていき、さらに身近なブランドにしていきたいと考えたからです。クリスピー・クリーム・ドーナツ直営の工場から毎朝届けられる範囲のところに限られますが、最初は『NATIONAL AZABU』、続いて『クイーンズ伊勢丹』、『明治屋』、『マルエツ』と広げていきました」(荒居さん)
店舗以外でも購入できる場所も増やすなど、時代に合わせ柔軟に変化してきたクリスピー・クリーム・ドーナツ。20周年を迎え、今課題に思うことは何でしょうか。

クリスピー・クリーム・ドーナツ 東京国際フォーラム店
「作り置きをせずドーナツは毎日粉から作るなど、いろんなこだわりがたくさんあるのにまだまだ伝わりきってない気がしています。20年も経っているけれど、『オリジナル・グレーズドしか食べたことありません』というお客様もいらっしゃいますから、他のドーナツの魅力もたくさん知ってもらいたいですね」(佐々木さん)
「30~40代以上の方は『2006年当時並びましたよ』と言ってくれる方も多いのですが、意外と今の若い人はクリスピー・クリーム・ドーナツを知らない方も多いんです。そのため、長くファンになってくださっている方も大切にしつつ、若い層の新しいお客様にも魅力を伝えていく年にしたいですね」(荒居さん)
ここ数年ではミスタードーナツだけでなく、I'm donut ?など新たなブランドも台頭してきています。そうした現状に焦りはないのでしょうか。
「新しいブランドさんが出てきたから、それに対抗してうちはこうするぞ、みたいなことはありません。『久しぶりに食べたけど、やっぱりクリスピー・クリーム・ドーナツは生地がおいしい』と言っていただける方もいらっしゃるので、自分たちが自信を持ってやってきたことを変わらず大事にして、魅力を伝えていきたいですね」(荒居さん)
20周年を迎え店舗数を増やし、新しい取り組みにも挑戦するクリスピー・クリーム・ドーナツ。これからも斬新なチャレンジが楽しみです!
文・撮影/松本果歩
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この記事を書いた人
ライター松本果歩
インタビュー・食レポ・レビュー記事・イベントレポートなどジャンルを問わず活動するフリーランスライター。コンビニを愛しすぎるあまり、某コンビニ本部員となり店長を務めた経験あり。日本酒・焼酎・発酵食品が好き。
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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