コンビニとたばこの売上
渡辺さんによると、コンビニの売上に占めるたばこの割合はかなり大きいのだそう。
「コンビニにおいてたばこの売上が占める割合は約25%。約4分の1もあります。近年、コンビニの平均日販(1日1店舗あたりの売上)が上がっていますが、大きい要因の一つはたばこが増税によるものを含めて値上げされているから。一般的に商品が値上げされたら買うのを辞める人もいるものですが、嗜好依存度が高く習慣性が強い商品のため、複数回の値上げが実施されているものの、他の商品よりも離脱者が少ないです。また、たばこの税収は財源として大きい事もあり、できるだけ離脱しないように慎重な価格設定となっているようです」(渡辺さん)
売上の4分の1をしめるたばこですが、コンビニにとっては決して利益率が高い商品ではありません。そこで最近販売が増えているのが各コンビニのプライベートブランド。
「プライベートブランドの利益率は平均50%ほど。一方でたばこの利益率は10%前後です。コンビニ全体で利益率の3割強の利益率を維持するためにプライベートブランドが増えているんですね」(渡辺さん)
当たり前のようにコンビニで販売されているたばこですが、コンビニのCMや他の商品にまで影響があるとは驚きです!

渡辺広明さん
消費経済アナリスト、流通アナリスト、コンビニ評論家。1967年静岡県浜松市生まれ。株式会社ローソンに22年間勤務し、店長、スーパーバイザー、バイヤーなどを経験。現在は講演会業務を中心に、商品開発・営業・マーケティング顧問・コンサル業務など幅広く活動中。フジテレビ『Live News α』ニュース解説、TOKYO FM『馬渕・渡辺の#ビジトピ』パーソナリティ。
取材・文/松本果歩
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この記事を書いた人
ライター松本果歩
インタビュー・食レポ・レビュー記事・イベントレポートなどジャンルを問わず活動するフリーランスライター。コンビニを愛しすぎるあまり、某コンビニ本部員となり店長を務めた経験あり。日本酒・焼酎・発酵食品が好き。
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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