トヨタ RAV4は“乗る人すべてを陽気にさせる名車”だった!【今語りたい名車 Car No.42】
SUV本来の楽しさを磨き抜いたタフなスタイルの実力派!
「グランツーリスモ」シリーズのプロデューサー、山内一典さんが毎号1台のクルマを取り上げてその魅力を語るMonoMax連載「山内一典が選ぶ今語りたい名車、未来も語りたい名車」。
本ブログでは、これまで当連載で扱ってきた名車を1台ずつ紹介しています。
第42回の名車はトヨタ RAV4です。
山内さんの口から、
「乗る人全員の気持ちを、自然と陽気にさせるクルマ」
「安心感を感じながら楽しく走ることができる」
「SUV本来の楽しさの純度が、RAV4はかなり高い」
というポジティブな名言が数多く飛び出したRAV4は、果たしてどんなクルマなのか?
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日本カー・オブ・ザ・イヤー2019-2020を受賞した5代目トヨタRAV4。
最も特徴的といえるのは、日本仕様では2016年に販売が終了した3代目、それに北米を中心に好調な売上を記録した4代目までの癖のない都市型クロスオーバー風のスタイリングからガラッと印象を変えた、アクティブな雰囲気の漂うタフなイメージのスタイリング。
そしてルックスだけではなく、3種類の4WDシステムをラインナップするほどオフロード性能にこだわったタフ・ギアらしさと、オン・オフを問わない走りの楽しさ。
パワートレーンは2リッターのガソリンと2.5リッターのハイブリッドだが、とりわけメインとなる2リッターモデルに用意されたダイナミックトルクベクタリング4WDは、いかなる道でも積極的に車体を旋回させていく制御が行われ、安心感とともに曲がる気持ちよさを堪能できるスポーティなテイストが高評価だ。
●ここにも注目!
2リッター直4エンジンは171psに207Nm。低速域から力強く扱いやすいが、SUV用エンジンとしては高回転までよく回る。
室内のスペースは十分に広く快適といえる部類。
明るく居心地がいい。
取材・文/嶋田智之 撮影/中村圭介
(本文の内容は2020年本誌掲載時点のもの)
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