キャンプ&ツーリングを快適にするシートバッグ4選
バイクの醍醐味と言えばツーリング、そして近年の人気のキャンプ。実際に行くとなると、日帰りでもあっても荷物はある程度必要で、バッグが必須となってくる。
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大きめなバックパックやボディバッグなどでも対応は可能だが、より安全面や疲労のことを考えた場合は、シートバッグを活用するほうが賢い選択となってくる。
シートバッグはその名の通り、タンデムシート部分に固定をして活用するバッグで、現在では様々なタイプのものが登場している。特にロングツーリングや泊まり前提のキャンプでは、より荷物も増え、これらのシートバッグが役に立つ。
そこで、今回はロングツーリングやキャンプツーリングの際にきっと活躍してくれる機能的かつ見た目もスマートなシートバッグ4アイテムを選んでみました。
カジュアル&デイキャンプ派にピッタリ
THE NORTH FACEやHELLY HANSEN、macpac等、様々なブランドを取り扱うスポーツアパレルメーカー「GOLDWIN」。そのゴールドウインが1983年にスタートさせたライディングウェア&ギアのブランドが「GOLDWIN MOTORCYCLE」。快適性と運動性に安全性、そして利便性という独自の開発思想を元に数々の製品を展開。シートバッグも展開し、その中でも人気となっているのが、この「GWM X-OVERリアバッグ35」。特徴は、普段、カジュアルに使えるボックスデザインのリュックが、ツーリングやキャンプの際にはバイク用のシートバッグに早変わりするところ。そのフレキシブルな使い勝手と使いやすいサイズ感がライダーの心をグッと掴んでいる。
2WAY&スマートなスタイルが魅力
リュック&シートバッグの2WAYで活用可能というのがこのモデルの大きな特徴。スクエアタイプのボディは、厚みを抑えたデザインとなっていて、背負っても、シートに取り付けてもスマート。バッグの上部が大きく開くことで荷物の出し入れがしやすく、フラップの外側と内側には小物類の収納が可能なポケットも装備されている。さらに、両サイドからも荷物を取り出せる使用となっているので、バッグ内の荷物の配置次第でさらに効率的な使用が可能に。シートへの取り付けも簡単で、レインカバーも付属する。小ぶりなリアバッグ24もラインナップしているので、荷物の少ない人はこちらも選ぶのもアリ。主に日帰りツーリングやデイキャンプを楽しむライダーには最適なバッグとなっている。
GWM X-OVER(クロスオーバー)リアバッグ35
価格:¥17,270(税込)
カラー:デジタルデザート、ブラック、ブラック×イエロー、オリーブ
サイズ(cm):D31×W50×H25
容量:約35L
問:ゴールドウインカスタマーサービスセンター TEL.0120-307-560
公式ホームページ www.goldwin.co.jp/motorcycle/
キャンプツーリング好きにマッチする
バックミラーやメンテナンス用品、そしてアクセサリー類等を展開しているメーカー「TANAX(タナックス)」。今やそのメーカーを代表するアイテムとなっているのが、キャンプシートバッグ&フィールドシートバッグシリーズ。タナックスの新作となる「キャンプテーブルシートバッグ」は、バッグの上蓋がポリカーボネート製素材で作られていて、フラットな天板を開くとテーブルとして使える代物。バッグがテーブル代わりになることで、荷物を少し減らすことができるのも嬉しいところ。もちろん、バッグとしても45Lの容量を備え、ソロキャンプ程度の荷物であれば、十分収納することが可能となっている。
バッグがテーブルに早変わり
大きなポイントとなるテーブル。その組み立て自体はいたって簡単。まずは天板のフラップを開け、溝部分に収納されているテーブルの脚を取り出す。次に脚2本を天板のフラップ穴にネジを使用して固定すれば完成。キャンプツーリングでライダーの多くが活用するローチェアとの相性もバッチリ。またバイク積載時、上部がフラットな形状となっているので、収納しきれなかった大型の荷物も安定して積むことができ、荷物を上部に追加した際、雨に降られても大丈夫なようにと2段絞りのレインカバーも備えている。キャンプ好きライダーはもちろん、気軽にキャンプツーリングをしたいという人にもマッチするバッグとなっている。
TANAX キャンプテーブルシートバッグ
価格:価格:¥39,600(税込)*7月29日発売予定
カラー:ブラック、カーボン柄、ブラウン
本体サイズ(cm):D37×W54×W30
容量:45L
問:タナックス 04-7150-2450
ホームページ:https://www.tanax.co.jp/
旅やロングツーリングの良き相棒に
バイクライフを総合的にサポートするメーカーとして、カスタムパーツやアクセサリー、ライダースアパレルにツーリング&キャンプギアと幅広い商品ラインナップを誇る「デイトナ」。近年では、キャンプ&ツーリングアイテムに力を入れ、好評を得ているのが、ヘンリービギンズのシートバッグシリーズ。サイズやデザイン等、様々なタイプのものを展開していて、その最新モデルが「トロリーシートバッグ」。ロングツーリングやキャンプツーリング等、荷物が多くなる際に活躍してくれるバッグで、これまでありそうでなかったキャスター付きというのがポイント。バイクを降りた際、重量のある荷物でもスマートに運ぶことを可能としている。
重い荷物もスイスイ運べるキャスター付き
型崩れしにくい頑丈なスクエアタイプのボディ、シートバッグでは珍しいキャスター、そしてハンドルが特徴のモデル。バッグ内には最長53cmの長い荷物を収納することも可能となっている。ハンドルは2段階の高さの調整がおこなえ、穴付きファスナーの採用によって、ダイヤルロックや南京錠などを使用しての盗難対策もバッチリ。その他、レインカバーやキャンプマット等の長物をバッグに固定するベルトも付属する。車体への取り付けも楽で、ステップや荷物フック等に固定ベルトを掛けて4箇所で固定をするだけ。またバイクに搭載しない時には、スーツケースの代わりとして旅行などにも活用できる便利なバッグとなっている。
HenlyBegins トロリーシートバッグ
価格:¥24,000(税抜)
カラー:ブラック
本体サイズ(cm):D32×W53×H30
容量:45L
【問い合わせ】
デイトナ TEL.0120-60-4955
公式ホームページ
https://www.daytona.co.jp/products/genre02-J00246
オフロード&アクティブライダーにフィット
スイスのモーターサイクルラゲッジ専門メーカーとして2008年にスタート。丈夫かつアドベンチャースタイルのバイクにマッチするアイテムを展開している「エンデュリスタン」。製品の特徴は、メーカー独自で開発した超ハイテク3層生地の使用と溶着構造、それによって摩擦や引裂きに強く、完全防水防砂防塵防泥防雪を実現している。シリーズの中でも開口部が広く、荷物の出し入れが便利で容量も大きく、キャンプやツーリングの際に重宝するのが「トルネード2ドラムバッグ」。通常のツーリングやキャンプはもちろん、よりハードな状況下での旅の際でも大切な荷物をしっかりと守ってくれる心強いバッグとなっている。
ライダー好みにフレキシブルに対応
ボディはシンプルなドラムバッグスタイルも、内側には貴重品や小物等の収納が可能なメッシュポケット3箇所にジッパー付きポケットを1箇所に備える。開口部が広く、大きな荷物の出し入れが楽で、内側のスペースを無駄なく使用することも可能となっている。開閉方式には防水性を高めるロールトップ方式を採用、またバッグの内側は、荷物を探しやすいようにとレッドカラーコーティングが施されている。その他にも、持ち運びに便利な人間工学に基づいたハンドルグリップやバッグ自体をコンパクトにまとめるコンプレッションベルト4本も装備。バッグのサイズも使用用途に合わせて選ぶことが可能なS〜XLの4種類が用意されている。
ENDURISTAN TORNADO2 PACK SACK M SIZE
価格:¥7,700(税抜)
カラー:ブラック
本体サイズ(cm):D27×W53
容量:32L
*取り付けベルトの付属は無
【問い合わせ】
ジャペックスカスタマーサポート support@japex.net
公式ホームページ www.japex.net/enduristan/
写真提供/ジャペックス
【問い合わせ】
ゴールドウインカスタマーサービスセンター TEL.0120-307-560
公式ホームページ www.goldwin.co.jp/motorcycle/
写真提供/ゴールドウイン
タナックス 04-7150-2450
ホームページ:https://www.tanax.co.jp/
写真提供/タナックス
デイトナ TEL.0120-60-4955
公式ホームページ https://www.daytona.co.jp/products/single-17299-genre
写真提供/デイトナ
ジャペックス support@japex.net
公式ホームページ www.japex.net/enduristan/
写真提供/ジャペックス
取材・文/安室淳一
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