軽さは正義!ダイソン史上最軽量の「Dyson Micro 1.5kg」で掃除がはかどる
ダイソンから日本の住環境向けに開発された「Dyson Micro 1.5kg」(以下、Dyson Micro )が発売されました。標準質量(本体、延長パイプ、ヘッドの合計質量)が約1.5kgという最軽量モデルです(直販価格で64900円)。
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2020年6月に質量約1.9kgの「Dyson Digital Slim」を発売したばかりですが、さらにコンパクトで軽量なモデルの登場です。
Dyson Micro は、軽量化のためにさまざまな点が工夫されています。
たとえば新Micro Fluffyクリーナーヘッドは、従来のFluffyクリーナーヘッドを45%小型化。ヘッドが小さいため、家具の下などにもさらに届きやすくなりました。
パワフルな吸引力のために小型のDyson Hyperdymiumモーターは、毎分最大10万5000回転(Dyson Digital Slimが12万回転)を実現。小型モデルでも吸引力を犠牲にしません。
サイクロン機構もわずか8個のルートサイクロン(Dyson Digital Slimは11個)という最小構成です。それでも96000Gもの遠心力を生み出して、ダイソンならではの変わらない吸引力を実現しています。
軽量化してもなお高い捕集性能を達成するために、フィルター構造の工夫により5段階の捕集設計を実現。微細なホコリを99.99%閉じ込め、部屋の空気よりきれいな空気を排出します。
オンラインで行われた製品発表会では、他社の軽量コンパクトモデルとの比較実験で、Dyson Microでは排気からゴミの粒子が出ないことをアピールしていました。
写真いちばん上のモデルがDyson Microです。
使用上の大きな違いは、トリガースイッチが廃止され、ボタン式に変更になったことです。一度スイッチを入れれば、トリガーを押し続けなくても掃除ができるようになったので、いっそう手軽になりました。
また本体部分は1kgを切っていて、かつ重心バランスが手元にあるので、掃除をしたときにさらに軽さを実感できます。
新Micro Fluffyクリーナーヘッド以外には、ふとんクリーナーとしても使えるミニモーターヘッド、コンビネーション隙間ノズル、卓上ツールなどが付属します。
直販限定モデルの「Dyson Micro 1.5kg Pro」(直販価格:80300円)には、さらに収納・充電ドックとLED隙間ノズルも付属します。
この製品の登場によって、ダイソンのハンディクリーナーは大きく分けると3つのモデルがリリースされたことになります。
パワフルで長時間(60分)利用できるV11
軽量(1.9kg)で40分利用できるDigital Slim
最軽量(1.5kg)で20分利用できるDyson Micro
ほかにも機能の違いはありますが、大きく分けるとこのようになります。
写真左側に並ぶ3つの製品の左からV11、Digital Slim、Dyson Micro。写真右側の製品はDyson Micro 1.5kg Proです。
日常的に毎日掃除をするのには、軽いというのは圧倒的な利点です。Digital Slimとのわずか400gの違いでも、実際の掃除では大きな違いを感じます。
今、ハンディクリーナー市場は、各社軽量化に力を入れていますが、そこに真っ向から切り込んできたダイソンの最軽量モデル。吸引力に軽さを兼ね備えたこのモデルは間違いなく売れそうです。
(取材・文:栗山琢宏)
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