「東京の空」で魅せるWIREDの新作は身に着けたくなる時計だった！

ファッションウオッチと機能を融合した腕時計ブランドのWIRED（ワイアード）。今年でブランド20周年を迎え、新作の「TOKYO SORA（トウキョウ ソラ）」が2020年12月11日に発売されることになりました。

縦目の3カウンタークロノグラフを搭載した精悍なデザインは、まさにワイアードらしさにあふれた傑作。自分らしいスタイルを妥協したくない人にとって“身に着けたくなる時計”であることを、5つのポイントで解説します！

Point 1 空の表情を捉えた深みのあるダイアルカラー！

WIREDといえば、そのカラーリングの表現力に絶大な人気を得ていることで知られているブランド。この「TOKYO SORA」でも、絶妙な色表現を生み出しました。

モチーフは当然、そのモデル名の通り「東京の空」。たとえばこの「AGAT438」では、緑がかった文字盤を採用。高い山々から望む青空とは違い、大気に都市の建造物やランドマークから反射した光が滲んだような、エモーショナルなカラーが選択されています。ケース周辺部が暗色へとグラデーションになっているのも特徴で、一日の幕が開ける暁の空のようにも、高いビル群が落とす影のようにも見えます。

シンプルに見えてここまで手が込んだ文字盤カラーに、かなり魅せられるんです。

Point 2 ビジネスシーンにも映える色遣いとデザイン！

全体に時計として美しいフォルムを備えている点も見逃せません。

たとえば、ベゼルは薄くしてスッキリと見せつつ、正面はヘアライン、側面はポリッシュと仕上げを変更。そうすることで視覚に入るボリュームは小さくても、しっかり上品さや存在感を印象づけているんです。同様に2つの仕上げを組み合わせたラグもシャープですし、バンドも精悍で、ビジネスシーンにも違和感なくマッチ。

2万円台前半という価格ながらここまで高い完成度を実現しているのは、時計作りを知り尽くしたセイコーウオッチのブランドだからこそでしょう。

Point 3 クロノグラフ搭載でオフの日もアクティブに！

スポーティなテイストのモデルに起用されることの多い縦目の3カウンタークロノグラフを搭載。そのアクティブな雰囲気を生かして、オフの日のカジュアルコーデに合わせやすいのも魅力です。

上写真は、ケース＆ブレスにブラックIPのSS素材を使用した「AGAT440」を合わせてみたもの。こちらは「東京の夜の空」をモチーフにしたもので、引き締まったマットブラックが男らしい力強さを主張。ニットウエアやコーデュロイパンツなど、今どきなコーデをもうひとつ上に見せる小道具として活躍します。

もちろん印象的な文字盤カラーも特徴なので、それを着こなしのアクセントとして効かせやすいというのも、カジュアルコーデに向く理由です。

Point 4 所有欲を刺激するディテール！

着こなしに合う＝周りからよく思われるという視点も重要ですが、やはり時計は身に着ける本人が心から満足できてこそ。「TOKYO SORA」は細部まで美しい仕上げを施すことで、所有欲を満たしてくれるんです。

3時位置にレイアウトされたブランドロゴは、メタル素材で立体的に表現。キチッとエッジが立っていて、小さいながらも心に残る存在です。また針やインデックスは楔形を採用。しかも、傾いた角度からでもシャープに見えるよう天部が山型になっています。これは現在時刻を正しく確認できるよう視認性を高めるための工夫ですが、瀟洒な雰囲気も高めます。

さらに文字盤は、2層構造を採用。3つのサブダイヤル部分をくり抜き、そこから下の層が見えるようなデザインにすることで、1層構造では表現できない立体感を実現しています。サブダイヤルの周りに、薄いメタルのリングをあしらっているのもさりげないポイントですし、手間暇をかけていることがわかります。

ケース右側の上下に配置されたボタンには、あえて角形タイプを採用。どこかレトロな雰囲気を出したのも、常にリバイバルブームが巻き起こるファッションシーンを意識してのことでしょう。実際にプッシュしやすいという実用性もあります。

Point 5 コマ詰めが簡単でプレゼントにも最適！

リアル店舗で購入すればその場で調節できるコマ詰めも、ECサイトでの購入だったり、自分以外の人のために購入したりだと、意外と面倒なもの。そこで「TOKYO SORA」では、誰でも簡単にコマ詰めできる「らくらくアジャスト」機構を導入しています。

購入時、時計と一緒にバンド長さ調節工具を同梱。それを使えば、簡単にコマを連結させているピンを抜くことができます。抜くことのできるコマには、それ自体に矢印が刻印されているので一目瞭然。慣れれば、ものの2～3分で行えるほど簡単です。

この「らくらくアジャスト」があるから、大切な人にプレゼントとして渡して、その場で一緒にバンドを調節する……というイベントごとにできそうです。

左から、「AGAT437」「AGAT438」「AGAT439」各￥22,000（税抜）　ケース径41.5mm、10気圧防水、クオーツ、SSケース＆ブレス、カーブハードレックス

左から、「AGAT440」「AGAT441」各￥25,000（税抜）　ケース径41.5mm、10気圧防水、クオーツ、ブラックIP SSケース＆ブレス、カーブハードレックス

全5タイプ。いずれの文字盤にも、情感を揺さぶるグラデーションカラーが施されています。

ブランド20周年だけに、ブランドの本気が伝わるWIRED「TOKYO SORA」。直接手にする機会があれば、“身に着けたくなる時計”と断言する理由がさらにわかるはずです。

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