伝統と武道を感じるsasiccoのバッグ
丈夫で軽く、使うほどに体に馴染む
バッグは、荷物を入れたり、運んだりする機能性とともに、スタイリングのアクセントとしても重要なアイテム。シンプルなもののほうが幅広い格好に合わせやすく、使い勝手も良い。そう考える人は多く、確かにその通りだが、シンプル過ぎると少々味気なさもある。シンプルだけど一味違う、そんなバッグがあれば、きっと満足感も高いはず。そこで今回は「sasicco(サシッコ)」のバッグをご紹介。そのラインナップはトートやリュック、ショルダーバッグといった定番アイテムで、デザインも基本シンプル。では、何が一味違うのかというと、それは”素材”。一般的に剣道や柔道、そして空手等といったいわゆる武道の胴着に用いられるものをバッグに活用、軽くて丈夫であるとともに、独特な質感も魅力。カジュアル&ラフに使え、新鮮なジャパンメイドのバッグ、新生活にもフィットするアイテムとなっている。
「快適さ・収納力・コスパすべてが完璧」グレゴリーの超人気バックパックは“洗練さの中に高い機能性”が加わった逸品/No.1モノ雑誌編集長のお墨付き『コレ買いです』Vol.84
伝統の三河木綿を新たなカタチで表現
sasiccoブランドのバッグは全て、飛鳥時代(西暦592-710年)に生まれたとされる三河木綿を原料とし、日本の伝統的な刺し子織りという技術で仕上げられる生地で作られている。ブランドを展開するタネイは、今年で創業100年の剣道や柔道に空手道の道衣を作り続けてきた会社で、日本の伝統文化を日常の中で想い起こし、個性を主張する一つのカタチとして、刺し子を用いた様々なバッグを製作している。ちなみに刺し子とは、綿布を重ね合わせ、細かい刺し縫いを施したもののことで、生地の凹凸により耐久性や耐火性、そして吸湿性に優れ、さらに軽くて丈夫で、肌触りも良いのが特徴。年齢や性別を問わないシンプルなデザインを採用するも、その独特な質感に個性と伝統を感じることができ、使い続けることで経年変化も楽しむことができる。
デイリーユースに便利なスタンダードなタイプ
通勤や荷物が多めの際に便利なのが、スタンダードなミドルサイズのモデル。バッグの取っ手パーツに柔道帯を使用し、荷物の出し入れやしやすく、使い勝手の良いOBIトートをはじめ、ビジネスシーンでも違和感のないスマートなデザインに、ショルダーベルトやバッグ脇に便利なファスナーポケットを備えたポートサイドトート、そしてクラシカルなスタイルのバックパックは、2Lのペットボトルが3本入るほどのゆとりある収納力と表面にポケットを4つ備える機能性を備え、刺子織生地が肩への負担も減らしてくれる。
カジュアルに使えるコンパクトなタイプ
ちょっとした外出や荷物の少ない時、また自転車やバイクで移動する際に便利なのがコンパクトなモデル。体に馴染むフォルムにスリムながらも広めに作られたマチによって、必要なものが全て入るジャストなサイズ感が魅力のリーフショルダーやスクエアデザインのボディにベルトの長さの調節で、ショルダーバッグやボディショルダーと2WAYで使えるボディバッグM。また、シンプルなデザインとコンパクトなボディで気軽&アクティブに使え、旅先やキャンプ等でも活躍してくれるスマートなファニーパックなどがラインナップされている。
sasicco
OBIトート
カラー:生成・黒・消防刺子
サイズ:W40.0×H33.5×D13.0(cm)
価格:9,570円
ポートサイドトート
カラー:黒・消防刺子・紺
サイズ:W30.0×H36.0×D11.0(cm)
価格:13,200円
バックパック
カラー:黒・消防刺子
サイズ:W30.0×H42.0×D20.0(cm)
価格:23,100円
リーフショルダー
カラー:黒・赤・消防刺子
サイズ:W35.0×H23.5×D13.0(cm)
価格:8,360円
ボディバッグM
カラー:黒・オリーブ・消防刺子
サイズ:W36.0×H17.0×9.0(cm)
価格:12,650円
ファニーパック
カラー:黒・オリーブ・消防刺子
サイズ:W30.5×H10.5×9(cm)
価格:9,240円
【問い合わせ】
タネイ TEL.0533-76-4181
ホームページ:www.mikawa-momen.com/category.html
取材・文/安室淳一 写真提供/タネイ
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