古来より日本にある伝統工芸品の一つでもある扇子。
そんな扇子に魅力を感じ、新しいカタチで世に発信しているブランドが今回の主役です。
日本人にも馴染みの深い扇子を、どう表現しているのか?
魅力に迫っていきたいと思います。
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1 日本の職人技術とヨーロピアンデザインを融合して生まれたのがこのブランド!
まずは扇子の歴史を簡単におさらいしましょう。
一口に扇子と言っても歴史も古く、一括りにできるものではありません。
平安時代には原型とされる檜扇というものが生まれ、当時は貴族や神職の人たちしか所持できず、庶民の使用は禁止されるほど高貴なものでした。
当時の役割としては、あおいで風を起こす道具としてだけでなく、扇子に和歌を書いて送ったり花を載せて送ったりなど、贈答や儀礼をはじめコミュニケーションの道具としても使われていました。
さらに江戸時代にもなると海を越え、ヨーロッパに渡ります。
絹やレースを貼った洋扇と呼ばれる形に発展し、上流階級のコミュニケーション道具として大流行したそうです。
そんな1200年以上の歴史を誇る扇子に、新たな風を巻き起こそうとしているのがこの“Grande Ross1(グランデロッシ)”。
1つの扇子に、日本の優れた職人技術とヨーロピアンデザインを融合させ、ワールドワイドに活躍して欲しいとの思いが表現されたブランドなのです。
閉じた時も折りつらが揃い、綺麗に収納できます。
何より万年筆のような形状の持ち手が優雅で、閉じた状態でも絵になる扇子かと。
他にもトリコロール配色のものだったり、
ブランドロゴをモノグラム化したよりファッショナブルなモデルなど、バリエーションは豊富です!
オーダーメイドにも対応しているみたいなので、オリジナリティのある1本を仕上げることも可能です。
和服にもカジュアルにも相性の良いデザイン性の高い扇子だと思いますので、興味のある方はチェックしてみてはいかがでしょうか?
大人の男性にこそ手に取っていただきたいプロダクトです!
[Grande Ross1 VEGGENTE(Mono)]
型番:GR01V-3
モデル名:VEGGENTE (Mono)
素材:扇面―グランレザー(イタリア)、親骨―プラチナムアルミニウム、竹―グレー
カラー:ベージュ
ステッチ:ブラック
サイズ:W40cm × H22cm
重さ:60g
価格未定
[問い合わせ先]
GrandeRoss1
TEL:03-6328-2633
URL:https://grandeross1.com/
文/スタイリスト 小林 知典
※写真はすべてメーカー提供
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