【肉質日本一！】牛肉界の注目株 ❝鳥取和牛❞の美味に迫る！

ブランド牛は全国に320種類以上あるが、中でも焼肉通から支持を得る実力派が存在する。その代表格が、鳥取県の鳥取和牛だ。

❝ブランド牛の始祖を産んだ、和牛の名産地・鳥取県❞

　焼肉ブームによって日本中のブランド牛にスポットライトが当たる中、ひときわ話題なのが鳥取和牛。“和牛のオリンピック”とも呼ばれる「全国和牛能力共進会」で「白鵬85の３」が肉質日本一を獲得して以来、めきめきと知名度を上げている鳥取県のブランド牛だ。
　鳥取県は、江戸時代から続く和牛の名産地。大正時代に日本初となる和牛の登録事業を開始し、品種改良に率先して取り組んできた。その成果の一つが、名牛「気け たか高」号の誕生だ。１９６６年開催の第一回全国和牛能力共進会で１等賞を獲得した「気高」号は、肉量が多くなることを評価され、生涯９０００頭以上の子孫を残した。その子孫が全国に広がり、現在のブランド牛の礎を築いたことから、「気高」号はブランド牛の始祖と呼ばれている。その後、鳥取県の研究で「気高」号は、その血統が肉の風味を良くすると言われている脂質「オレイン酸」の含有値が高いことが分かっている。

　そんな「気高」号の血統を色濃く受け継いでいるのが、鳥取和牛の中でも極上の肉にのみ認定される、「鳥取和牛オレイン55」だ。その割合は鳥取和牛全体の約20％。霜降りの量より脂の質にこだわった肉は、口の中でとろけるような食感と芳醇な風味が感じられる。お取り寄せにも対応しているので、家でくつろぎながら贅沢な食体験を愉しむことができる。肉質日本一を心ゆくまで味わい、ブランド牛の始祖を産んだ鳥取和牛に関わるすべての人のクラフトマンシップに思いを馳せたい。

全国の和牛が一堂に会し、改良の成果や優秀性を競う「全国和牛能力共進会」にて、鳥取和牛は肉質部門で日本一に輝いた。同大会は５年に１度しか開催されないことから“和牛のオリンピック”とも呼ばれており、直近の2017年大会で日本一に評価された鳥取和牛は、現時点での日本最高の牛肉といえる。

鳥取和牛のなかでも、以下の基準を満たす和牛は「鳥取和牛オレイン55」に認定される。名前の由来は、基準の１つが、脂肪内のオレイン酸含有率が55％以上であることから。他の基準は、肉質等級４等級以上と、全国のブランド牛の始祖と呼ばれる鳥取県産の名牛「気高」号の血縁を有すること。

鳥取県は、全国で初めて、すべての雌の子牛を対象に遺伝子検査を行い、遺伝能力をデータ化している。そのメリットは、子牛の能力を直接把握でき、より正確なデータに基づく競りが行えることと、能力の高い子牛を選別し繁殖用としてはぐくみ、品種改良に役立てられることだ。

あかまる牛肉店 「鳥取和牛5種類の希少部位焼肉セット」  

❝鳥取和牛トップクラスの和牛畜産農家の牛を使うこだわり”

50年の歴史を持つ和牛畜産農家に生まれた社長が、実家から鳥取和牛を仕入れて、希少部位だけを厳選したセット。バラエティに富み、その時々の旬な部位を愉しむことができる。ギフト用としてもおすすめ。

計350ｇ ¥5,940

問い合わせ：あかまる牛肉店     TEL：0858-26-1129

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鳥取東伯「ミート鳥取和牛ロース」

❝口内の温度でとろける極上の脂の甘味を堪能”

鳥取和牛や鳥取県産豚など上質な肉を取り扱うほか、鳥取県産原料肉を使用したウインナーやハンバーグなども製造する精肉屋の逸品。鳥取和牛のロースは驚くほどの柔らかさと肉の旨味が特徴で、焼肉に最適。

300ｇ ¥3,200

問い合わせ：鳥取東伯ミート　TEL：0858-27-1529

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肉匠はなふさ「鳥取和牛オレイン55モモ焼肉」

❝モモ肉特有のピュアな甘味とワイルドな旨味が絶妙！”

口溶けの良い脂とモモ肉ならではの濃厚な旨味が愉しめる。600gと大ボリュームなのも嬉しいポイント。同店は、鳥取和牛はもとより万葉牛や花
乃牛などの自社ブランドも手掛ける食肉卸会社の通販サイト。

600ｇ ¥8,800
問い合わせ：はなふさ　TEL：0857-37-2077

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ミートハウスしょうじ「鳥取和牛オレイン55牛バラスライス」

❝魅力が凝縮された鳥取和牛オレイン55の焼肉の最好適部位”

鳥取和牛の中でも20％しか認定されないプレミアムなブランド和牛・鳥取和牛オレイン55の専門店。牛バラスライスは、カルビとも呼ばれる、あば
ら骨周辺の肉のこと。赤身と脂のバランスが絶妙だ。

400ｇ ¥7,300
問い合わせ：ミートハウスしょうじ　TEL：0858-26-5529

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文／金山 靖