【革財布のお手入れ】超簡単なテクニックを紹介。素材別ケア方法も! MonoMax編集部が紹介します。
革小物のメンテナンスはアフターケアが定説でしたが、実は『ビフォアケア』も重要なのをご存知でしょうか。
時間の経過とともに乾燥していく革製品、見た目がきれいな購入直後の状態でもすぐに保湿することが大切なんです。
傷ついてからではメンテナンスに限界があります。
大切な革財布がそうなってしまう前に、今回ご紹介するケアを実践してみてください!
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ご用意するのはこちら。
右から
M. モゥブレィ ナッパケア 1,500円
お問い合わせ:03-3847-2255
キプリス×M. モゥブレィ アニリンカーフ用クリーム 1,000円
お問い合わせ:03-5638-6701
馬毛ブラシ、フェルトクロス
STEP1 優しくホコリを落とす
まずはフェストやポリッシュコットンなど目が細かく柔らかなクロスを用意します。
力を入れず、やさしく乾拭きしてホコリを落としましょう。
STEP2 クリームを取る
クロスを指に巻き付け、クリームを取ります。
クリームの量は真珠大が目安。
財布の大きさにもよりますが、数回かけて塗り分けるようなイメージです。
STEP3 クリームを塗布
クリームが浸透しすぎると黒シミができることがあります。
革との相性を確認する意味でも、四隅から円を描くようにクリームをのばすのがポイントです。
また、STEP1やSTEP3の時のように、ホコリ落とし&クリームのばす際にタオルやTシャツを使うのはおすすめできません。
実はこれらの素材は摩擦が生じやすく、傷の原因になるんです。
布がクリームの水分を吸い取ってしまい、革への浸透を妨げてしまうことも……
STEP4 余分なクリームを拭きとる
クリームの塗りすぎは厳禁!
一定量以上は染み込まず、かえってシミの原因になります。
きれいなクロスで乾拭きすればメンテは完了です。
STEP4までの所要時間は5~10分。
これくらいの時間で取り組めるならお手入れのハードルが下がりそうですよね……!
ここからは素揚げの革とコードバンのときに押さえておきたいポイントをご紹介します。
素上げの革の場合はスプレーで保湿を
鹿革やヌメ革のような素上げの革は、油分や水分の浸透率が非常に高いです。
直にクリームやローションを塗ると黒ジミになる可能性があるため、財布から15㎝離れた位置から、デリケートな革専用のスプレーで保湿するのがベスト。
コードバンはブラシで仕上げよう
コードバンのようなツヤ感のある皮革の場合、クロスではなく、毛先が細く毛質がしなやかな馬毛ブラシを仕上げに使うのがおすすめ!
こうすることで、ムラのない自然な光沢が生まれます。
ごしごしと擦るのではなく、表面を撫でるようにブラッシングしましょう。
革の性質に合ったクリームを使い分けながら、革小物を長く楽しんでみてはいかがでしょうか。
あなただけの個性あふれる革小物に出会えそうです!
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