ブライトリングの中で最重要モデルの1つがクロノマット。
そんなアイコン的位置にあるモデルにニュースが流れました。
1983年の登場以来、約40年の時を経て生まれ変わったモデルの中身を見ていきましょう。
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1 黒く輝く圧倒的な存在感!
まずクロノマットの成り立ちを簡単におさらいしましょう。
1983年イタリア空軍のアクロバットチームであるフレッチェ・トリコローリのために開発されたのがクロノマットです。
当時、軍が公募していたこともあり、新しい時計の開発に乗り出します。
パイロットの元へ何度も足を運び、意見を聞き、様々な試行錯誤を経て作られたクロノマットは、軍に正式採用されました。
評判を受けたクロノマットは、翌年1984年に一般向けに発売されましたが、当時は1970年代より続くクオーツショックによりクオーツ時計が隆盛を極めていました。
そんな中、機械式時計として発売したクロノマットは多くの評判を呼び、今や世界中で多くの愛好家を生む、ブランドのアイコンモデルへと成長していきました。
そして昨年、クロノマットはリニューアルを果たします。新しく生まれ変わったクロノマット コレクションとしては初めてマザー オブ パール文字盤を採用したのが本作です。
今回はブラック マザー オブ パールを採用し、サブダイヤルをブラックにあしらった仕様。落ち着いた色味が調和されたエレガントなカラーリングに、金色のブライトリングのロゴがアクセントになっています。
精度と信頼性における最高の認定基準であるCOSC公認クロノメーター、自社製キャリバー 01を搭載。サファイアクリスタル ケースバックからその美しいムーブメントを覗き込むことができます。
さらに日本限定モデルであることも注目したいところです。
洗練されたフェイスはクラス感のあるジャケットスタイルにも相性よしです。
機械式時計復活の狼煙をあげたクロノマットが、ブラック マザー オブ パール文字盤で見られるのは日本だけなので、気になった方は即決されることをオススメします。
[クロノマット B01 42ジャパン エディション ブラック マザー オブ パール]
リファレンス:AB0134101B3A1
ケース径:42mm
防水性:200m
キャリバー:ブライトリング自社開発製造キャリバー01
ストラップ:ステンレススチール製ルーローブレスレット、バタフライクラスプ
ダイヤル/針:ブラック マザー オブ パール スーパールミノバ 蓄光塗料を塗布した時針と分針
その他:パワーリザーブ70時間、COSC公認クロノメーター、ラチェット式逆回転防止ベゼルなど
¥1,166,000
[問い合わせ先]
ブライトリング・ジャパン
TEL:0120-105-707
URL:https://www.breitling.com/jp-ja/
文/スタイリスト 小林 知典
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