昨年の漫才日本一決定戦「M-1グランプリ」(テレビ朝日系)で、第18代チャンピオンに輝いたウエストランドですが、優勝したからこそ、注目を集めることになってしまったのが“歯並び”。
日本はアメリカに比べて“審美歯科後進国”と言われており、歯並びの乱れや歯の着色については比較的寛容だと思われていました。しかし、最近はSNSやマッチングアプリなど広がりにより、以前よりも人の見た目により意識が向けられようになったことから、歯列を気にする人が増えたように思えます。そのため、成人になってから歯列矯正をする“成人矯正”のニーズもますます高まりを見せています。
そもそも歯列は、加齢とともに、上下の歯に圧がかかることで、歯が前方へ放射状に開いていく“フレアリング”という症状に見舞われます。子どもの時に歯列矯正したのに、大人になると同時に歯列が乱れていく、というのもこの“フレアリング”が原因のひとつ。また、歯周病が進むことで、このフレアリングはさらに進行するため、オーラルケアを丁寧に行うことは必須。つまり、歯列が乱れていると歯の汚れが除去しにくくなり、それが歯周病の原因になり、さらに歯列が乱れていく……という悪循環に陥ることになるのです。
したがって、成人でも歯列矯正はなるべく行ったほうがよく、加えて、日々の歯磨きも大人になるほど重要になります。(美容ジャーナリスト・加藤智一)
1.フェイスラインもシャープにできる歯列矯正
加治矯正歯科医の加治初彦院長は、矯正専門医であるだけでなく、顎関節症にも理解が深いため、歯列矯正を行いつつ、フェイスラインをシャープにしたり、下あごの位置改善でほうれい線を薄くするなど、“きれいな歯並び+α”の治療ができるのが強み。歯科矯正治療はトータルで2000例以上。開院27年目を迎え、親子二世代で通う患者も多い。
加治矯正歯科クリニック
東京都渋谷区神宮前5-39-1 2F ℡03-6450-6440 診10時~19時 水曜休診
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この記事を書いた人
美容ジャーナリスト加藤智一
女性誌の美容エディターを経て独立。男性誌・女性誌・WEBの他、様々な媒体で執筆している。著書に『お洒落以前の身だしなみの常識』(講談社)などがある。現在、Yahoo ! ニュースのオーサーとしても活躍中。
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