もはやこの季節の風物詩!?
「360°クールテクノロジー」によって圧倒的な通気性を備えたアディダスの「クライマクール」に、最新の2023年モデルが登場。その優れた通気性がさらに進化したほか、デザインもよりカジュアルになって活用のシーンが拡大し、ますます使いやすくなって戻ってきました。
「360°クールテクノロジー」とは? 実際の履き心地は? この夏に「クライマクール」を選ぶべき5つの理由を解説します!
CONTENTS
理由1. イヤな足ムレと決別できる「360°クールテクノロジー」がスゴイ!
アディダス「ベンタドール クライマクール」¥11,000
「クライマクール」の特徴は、なんといっても「360°クールテクノロジー」を搭載しているところ。その名の通り360°のほぼ全方位にわたって通気性を確保していて、常に足元を快適な状態にしてくれるんです。
360°ってどうやって? ここから紹介する画像をご覧いただければ、一目瞭然です。
足の甲部分には、通気性に優れたメッシュアッパーを採用。より効率的に空気循環を促すよう工夫されたもので、広範囲から新鮮な空気を内部に取り込んだり、中のムレを排出したりしてくれます。
さらに靴裏には、通気口を搭載したボトムユニットを採用。全6カ所の通気口を設けているから、歩行の動作を行うたびに空気の取り込み・排出が自然と促される仕組みです。
従来の「クライマクール」でも靴裏に通気口が設けられていましたが、今回の2023年モデルは開口部がさらに拡大。通気性がアップグレードしているんです。
そして中足部エリアにも通気口フレームを設計。優れたフィット性や安定性を保ちつつ、ご覧の通りに大きな通気口を設けています。
靴の中から見てみれば、通気口の存在が丸わかり。光が透けている部分が、靴裏のボトムユニットや中足部のフレームに設けられた通気口。他に例を見ないほど、大きな通気口があることがわかります。
靴内にはソックライナーを設置。無数の穴を設けてるため、空気の流れを妨げません。
その構造を見てもわかるとおり、「クライマクール」の通気性は圧倒的。シューズを履いているのに、足裏に風を感じることもあるほどです。イヤな足ムレと決別できます!
理由2. 足の専門家も認める優れた通気性!
実は「クライマクール」の優秀性は、足の専門家も認めているんです!
日本初の足病医療の総合病院である下北沢病院の理事長で、医学的な知見を用いて靴の研究・開発も行っている久道勝也先生に話を伺いました。
「足にかゆみや皮むけ、爪に入ると爪の変形をおこす『水虫』は日本人の5人に1人、およそ2000万人が持っているといわれています。高温多湿が症状悪化の原因となりますから、特に夏に増悪します。足が蒸れないように通気性を保つことが重要なのです。また最近の地球温暖化を背景にして、以前だったら亜熱帯地域でしか見られなかった『点状角質融解症』で患者さんがしばしば来院します。これは細菌感染で引き起こされる皮膚疾患で、非常に強い足の悪臭や痛みが特徴です。足がムレないように靴の通気性を保つことは、今後ますます重要になると思います」
また久道先生によると、遺伝的な要因のほか運動不足や偏食などで引き起こされる『2型糖尿病』に罹ると免疫力が衰えて足の角質層のバリア機能も低下し、『水虫』をはじめとするさまざまな足病に罹りやすくなってしまうそう。今後の高齢化を考えると、糖尿病および足病に悩む人はもっと増加すると見込まれます。
「ただ、通気性に着目したシューズメーカーは数少ないのが実情です。この『クライマクール』は、病態生理の点からいっても大きな意味があると思います」
『クライマクール』の性能を確かめてもらうべく、久道先生をはじめ下北沢病院の関係者に1週間以上にわたって試し履きをしてもらいました。その上でさまざまな測定器具を使って調査したところ、次のことがわかりました。
【評価方法】
被験者は3名。右足に「クライマクール」、左足に別のシューズを着用し、5時間後に左右の差を比較。測定時の室温は室温22.3℃、湿度30.0%。湿度は測定器の表示が落ち着く測定開始から2分後の数字を採用。
【結果】
・「クライマクール」のほうが、足底(土踏まず部分)の水分量が平均3.76%低かった
・「クライマクール」のほうが、シューズ内湿度が平均7.16%低かった
※上記数値は本調査の結果であり、他条件下における有効性を保証するものではありません。
「クライマクール」のほうが、ムレを抑制できていることが明らかです。
「今回は穏やかな気候のもとの検証となりましたが、夏場になればさらに有意な結果が出るのではないかと思います」
理由3. 幅広いシーンにマッチするモダンなデザイン!
「クライマクール」はデザインがイケているのも魅力です。
従来は「ランニングシューズ」というカテゴリにありましたがこの2023年モデルからはカテゴリを変更し、シューズデザインもよりカジュアルなコーディネートに合わせやすくなっています。
シャツ¥38,500/タイオアノット、パンツ¥28,600/バーンストーマー(問)ともにHEMT PR Tel03-6721-0882
たとえば、いつもの休日のコーディネートにもマッチ。「クライマクール」はスポーティなデザインながら、大人な雰囲気のキレイめなチノパンに合わせても違和感がありません。トップスにアッパーと同系色のシャツを持ってくるのも◎。さわやかで清潔感のある装いが生まれます。
ニットパーカ¥64,900/サイド スロープ(問)HEMT PR Tel03-6721-0882 Tシャツ¥6,600、ソックス¥1,760/ともにナノ・ユニバース、ショートパンツ¥8,800/ワイルド シングス×ナノ・ユニバース(問)以上すべてナノ・ユニバース カスタマーサービス Tel0120-705-088
もちろん、アディダスのスニーカーらしいスポーティさを生かした着こなしとも好相性。パーカやショーツと合わせれば、軽快感を強調できます。また、あえて全身の色数を抑え、「クライマクール」の鮮やかな色合いをアクセントとすることでモダンさも表現できます。
理由4. 【使ってわかった】驚くほどの履き心地のよさ!
「クライマクール」の魅力を理解するべく、MonoMaxスタッフも実際に試し履きしました!
あらためて「360°クールテクノロジー」による通気性のスゴさを実感。シューズを履いているのに足の甲や足裏に空気の流れを感じるなんて、他の靴では味わえません。指の間や土踏まずに汗が滴る感覚がほとんどありませんでした。
履き口の作りも高評価。柔らかなクッション芯材が使われているし、シュータンも心地よくフィットする作りになっているから、履き心地は良好でした。
また軽量な仕上がりなのも優秀なポイント。通気性に優れていることも相まって、本当に軽やかな気持ちで歩きを楽しむことができました。
理由5. デザインや価格で選べる2つのモデル!
この「クライマクール」、選択肢も幅広いんです。ここまで紹介してきた「ベンタドール クライマクール」のほか、「ベンティス クライマクール」を合わせた2モデルが展開されています。
アディダス「ベンティス クライマクール」 ¥8,800
「ベンティス クライマクール」は、「360°クールテクノロジー」を搭載しつつもより低価格に抑えたモデル。1万円以下で、この画期的な通気性を味わえます。
異なるデザインで通気口を搭載したボトムユニットを搭載。やはり中足部にも通気性を生み出すフレーム構造が採用され、靴の中に新鮮な空気を送り込んだり、内部のムレを外へ排出します。
カーディガン¥8,250、ニット¥7,700、パンツ¥11,000/すべてナノ・ユニバース(問)ナノ・ユニバース カスタマーサービス Tel0120-705-088
「ベンティス クライマクール」は、よりベーシックなデザイン。アースカラーを基調としたいまどきなコーディネートにも合わせやすく、普段使いの一足としてピッタリです。
アディダス「クライマクール」は、全国のABC-MARTおよびECサイト限定で販売中。実際に試着して、足裏に風を感じる体験を味わってみてください!
ABC-MART
0120-936-610
[Instagram]@abc_mart_ japan
撮影/村本祥一、坂下丈洋(BYTHEWAY) スタイリング/栃木雅広(quilt)
※記事中の価格表記はすべて税込みです
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この記事を書いた人
ライター横山博之
カバン、時計、ファッションなど男性のライフスタイルを彩るモノを領域とするライター。デザイナーや職人などモノづくりに関わるキーパーソンへのインタビュー経験も豊富。時代の先端を行く技術やカルチャーにも目を向ける。
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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