「溶けない氷」「建築家由来のケトル」MoMAで見つけた！オシャレで使えるテーブルウェア6選

この記事の画像一覧を見る（6枚）

新生活が始まって、アレコレと必要なものを買い揃えている、そこのアナタ！ “とりあえず”で選んでいませんか？ 長く使うからこそ、いいモノを選ぶべきだと思うのです。特に気を抜きがちなのが、テーブルウエア。料理をしない人でも、友人が家に遊びに来た際にオシャレと思ってもらうために、デザイン性に優れたモノをひとつは持っておきたいものです。そこでテーブルウエアもラインナップしているMoMAデザインストア表参道で、店長の川上千春さんに洒落たテーブルウエアをピックアップしてもらいました。

1.おもちゃのような見た目がかわいらしい“アレッシィのワインオープナー”

カラフルなパーツが重なり合った、おもちゃのようなフォルムのワインオープナー。オーストリア生まれのデザイナー、エットレ・ソットサスが1989年以降に発表した木製オブジェクトのコレクション『トゥエルジ』から、〈アレッシィ〉設立100周年を記念してリリースした“ソットサス コレクション”のひとつ。

「ワインオープナーにしては大きめで、刃が隠れる仕様。積み木のような見た目がかわいらしく、ひと目見ただけではワインオープナーと分からないデザインが、ワインを飲まない時でもテーブルへ置いておきたくなります」（川上）

2.オシャレな人の家には大抵置いてある！“ケメックスのコーヒーメーカー”

ドイツ生まれの化学者ピーター・シュラムボームが、ラボでコーヒーメーカーとして使用していた実験器具から着想を得て考案されたもの。ガラスのくびれに天然の木とレザーをあしらい、持ちやすくてすべりにくいデザインに。シンプルで美しい形は、ほとんど音を立てることなくおいしいコーヒーを淹れられます。容量は、たっぷり淹れられる3カップ用。

「MoMAコレクションに収蔵されていることでよく知られているコーヒーメーカーで、当店でもロングセラーを記録しています。専用のフィルターを使って淹れるので、美味しくなるという声も多いです。コーヒー以外に、水やジュースのサーバーとしても活躍しますし、ミントなどを入れてハーブティーを作ってみるのもいいと思います。お花を挿して、フラワーベースとして使われている方もいらっしゃいます」（川上）