加熱式たばこ「プルーム・エックス」用の「メビウス」ブランドがリニューアル。新たに8銘柄がラインナップし、“本物のたばこ感”を追求したブレンドが採用されていますが、どこがどう変わったのだろう。銀座に構える旗艦店Ploom SHOPで開催された発表イベントへ足を運び、生まれ変わった「メビウス」を確かめてきました。
妥協して吸っているユーザーを満足させるために
3月28日に開催された発表イベントでは、まず、JT ブランドマネージャーの河内里恵さんがリニューアルの意図やポイントを説明。
2022年の「プルーム・エックス/プルーム・エス」用たばこスティック販売数は、前年比で約2倍にも成長していますが、加熱式たばこユーザーの約20%は“妥協”して吸っているそうです。満足していないけれど使用しているユーザーが加熱式たばこ求めているのは、紙巻きたばこに引けを取らない味わいと吸い応え、たばこスティックの手頃な価格。それらを改善すべく、このたび「メビウス」はリニューアルを果たしたのです。
新たな「メビウス」の3つの進化
リニューアルに際し、特に注力したのは“本物のたばこ感”の追求。「メビウス」のレギュラーとメンソール4銘柄は、JT マスターブレンダーによって見直された、たばこ葉の新しいブレンド“ACTIVBLEND®️ for Japan”が採用されています。そのブレンドは、日本人の好みに合わせてイチから厳選し直して、「プルーム・エックス」独自の加熱技術「HEAT FLOW®️」との相性も考え抜かれました。その結果、吸い初めから終わりまで味の濃さと旨みが継続し“本物のたばこ感”の向上を果たしたのです。
そして、パッケージもリニューアル。豊かなたばこ感を表現した奥行きのあるデザインとなり、スタイリッシュさが増しました。
3つめのリニューアルポイントは、価格の改定。ユーザーが加熱式たばこに求めることのひとつにあった、たばこスティックの手頃な価格を実現したのです。なんと「メビウス」全8銘柄を¥500にプライスダウン。喫味の向上に加えて¥70も値下げされ、愛煙家の懐事情も満足できるものとなりました。
“日本人好み”のたばことは
JT マスターブレンダーの西野 創さん(右)、エースホテル京都 バーテンダーの齋藤隆一さん(左)
次に登壇したのはJT マスターブレンダーの西野 創さんと、エースホテル京都 バーテンダーの齋藤隆一さん。たばことカクテルの視点から、「ブレンド」をテーマにトークを繰り広げました。そのなかで、新たなブレンド“ACTIVBLEND®️ for Japan”が目指した、日本人の嗜好に合わせた味わいについて言及。日本では、たばこに繊細さと複雑さを求める傾向があるようですが、それは個々が持つ感覚によって異なります。西野さんは、それを調整するために1000回以上も試喫したそう。こうしてブレンドを刷新した「メビウス」4銘柄が誕生しました。
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この記事を書いた人
エディター・ライターコマツショウゴ
フリーランスのエディター・ライターとして、雑誌やウェブメディアの企画を手掛ける。ファッション、カルチャー、アウトドアのジャンルを中心に、幅広く活動中。
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お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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