「コスパ良すぎ」「インパクトはお店そのもの」マニアがガチで美味かった“超ド級”の濃厚豚骨カップ麺はどれ？注目3杯食べ比べ！

この記事の画像一覧を見る（18枚）

「一日一麺」インスタントラーメンを35年間毎日食べ続けている食文化研究家の大和イチロウです。私はインスタントラーメンハンターとして日々追い続けているマニアでもあり、またカップ麺や袋麺などを監修する“中の人”でもあります。

今インスタントラーメン業界は麺のクオリティが爆上がり中です。以前は麺がスープの濃さに負けてしまい、お店クオリティのカップ麺がなかなか出なかったんですが、各メーカーの麺戦争にともない、今や濃厚、特に豚骨系が注目すべきカップ麺となっています。中でもインスタントラーメンハンターが注目すべき“ド豚骨3選”をご紹介したいと思います。

①明星食品「セブンイレブン 銘店紀行 博多だるま」

1963年創業の博多ラーメンを代表する名店。九州の友人に言わせると「ワイルド系濃厚ド豚骨」との評。このカップ麺は2007年からスタートしてすでに4回リニューアルしています。

麺の進化とスープの濃厚さがリニューアルごとに感じられます。特盛ネギと記載がある通り「爆盛」で文句なし。「香りの一撃」の小袋を入れた瞬間に豚骨臭がドがつく程の破壊力です。

まさに店舗の大釜の継ぎ足して炊き上げた「呼び戻し」と言われる濃厚でワイルドなスープが鼻をくすぐります。近年この豚骨臭がしっかりと感じられるカップ麺が増えていますが、これはまさに店の香りそのものです。

低加水率でコシのある極細麺をリアルに再現！小麦の旨みを感じられるほどの香りと歯応えは見事です。店舗と違うのが若干のウェーブがかった麺ですが、これもスープの香りがしっかりと感じられる良い方向性で好印象です。