【上半期大ヒット“お酒”】100年の歴史、昭和ノスタルジー……“語りたくなるヒストリー”を持ったビール、サワーとは？

この記事の画像一覧を見る（16枚）

行動制限のないG.W.やマスクの着用も個人の判断になるなど、昨年とはがらりと変わった2023年。そんな上半期のヒットモノから厳選したアイテムをご紹介！

今回ピックアップしたジャンルはお酒。今アルコール飲料界では、美味しいだけでなく語りたくなる開発秘話や背景、つまり「ヒストリー」を持ったお酒が次々とヒット中。今回は、そんな中でも上半期に大ヒットを記録した4銘柄をピックアップし、大賞を決定！ヒストリーを知れば必ず飲みたくなるはず！

濃厚なバックストーリーに酒も語りも止まらない！

2023年上半期のお酒カテゴリーのキーワードは「ヒストリー」。開発に特別な背景があったり、かつて人気だった歴史があったりと、味はもちろん、それ以外にも注目点があるお酒がヒットした印象だ。

なかでも、「ヱビス ニューオリジン」は味・ヒストリー両面で群を抜く存在。お酒好きな識者も「香りも華やかだし苦味も心地よい感じ。ヱビスビールの歴史が背景にあるのもいい。上半期の顔はこれでしょう!」（ヤスナリオさん）、「衝撃的なウマさでした」（尾島さん）と大絶賛。「若手醸造家がヱビスビールの歴史を紐解いて作ったというのもアツい。第2弾への期待値も込めて大賞に推します」（金山さん）

「ニッポンのシン・レモンサワー」もヒストリーがある系統のヒット。「レモンで有名なポッカサッポロが関わってるだけに説得力がありますね」（ヤスナリオさん）、「ほっぺがキュッとならないまろやかなレモンサワーはいいですね」（尾島さん）

また、1年ぶりに日本での販売が再開された「ジーマ」や、昭和時代、子どもの頃にどこかで耳にしたことがある「タコハイ」という名前には、全員が「懐かしい!」と声を上げ、当時の話で盛り上がった。ノスタルジーと自社の強みを生かしてヒストリーを作り、飲む人が話したくなるというトレンドは今年後半も続きそうだ。

①【ヒット大賞】100年以上の歴史に敬意を払いながら“今飲んでうまい”味に進化したヱビスが大賞！

ヱビスブランドの新ライン「CREATI VE BREW」の第1弾。若き醸造家がヱビスの歴史を紐解き、かつて使われていたと思われるドイツ産ホップの新たな魅力を引き出した商品。華やかなホップの香りと洗練された苦味が魅力だ。

香りも素晴らしいんです

「ホップのフルーティな香りが素晴らしい！ 缶で飲むときも感じるけど、グラスに注ぐと華やかな香りが広がって、さらに美味しい」（ヤスナリオさん）

ビールを飲んでる満足感が強烈

「ビールらしさがありながら、上品で複雑な苦味が最高です！この苦味を味わいたくて、一口また一口と飲み進めるのが楽しい」（金山さん）

グラスに注いで泡立ちも楽しみたい

きめ細かい泡は口当たりがなめらかなだけでなく、見た目も美しい。グラスに注いで泡立ちを楽しみながらじっくり飲むのもよさそう。