今や、誰しもが欠かすことのできない“SDGs”への配慮がなされた、魅力的なモノやサービスを紹介していく当連載。第24回に取り上げるのは「ラコステのトラックジャケット」です。
『SDGs』を今一度おさらい!
2015年9月の国連サミットで採択された持続可能な開発目標。「貧困」「持続可能な消費と生産」「気候変動」など17のゴールと169のターゲットから構成される。2030年が達成年限。
CONTENTS
エシカルな視点で伝統のトラックスーツを再構築
テニスという競技に、まだ社交界の交流の場としての意味合いが強かった1920年代。プロテニスプレーヤーだったルネ・ラコステが上品な見た目と快適な着心地を併せ持つポロシャツを作ったことが、ラコステの原点だ。
以来、ラコステは“エレガンス”を追求。外見の印象に留まらず、価値観や物事に臨む姿勢、思考、フェアプレー精神に通じるものとして理解を深めてきた。
現在、そうした考えのひとつとして進めているのが、素材が環境に与える負荷の軽減だ。アパレルコレクションで使用する素材の約85%にあたるコットンは2021年以降、畑までのトレーサビリティを提供し、より責任ある社会的・環境的実践を行っている国からのみ調達。オーガニックコットンは、世界基準であるGOTS認証を受けたものだけを厳選している。
1970年代に発売されたトラックスーツをモダンに生まれ変わらせた「パリ ピケ トラックジャケット」も、そうした活動の元で調達された素材だけで作られている。オーガニックコットンとリサイクルポリエステルを混紡させたワープニット素材を採用。クリーンかつスマートなシルエットでまとめ上げ、サステナブルにも配慮した現代の“エレガンス”を表現している。
ラコステ
パリ ピケ トラックジャケット
SH1457-10
¥24,200
問い合わせ:ラコステお客様センター TEL:0120-37-0202
ラコステ公式サイト
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モノマックス2024年12月号のご案内
この記事を書いた人
ライター横山博之
カバン、時計、ファッションなど男性のライフスタイルを彩るモノを領域とするライター。デザイナーや職人などモノづくりに関わるキーパーソンへのインタビュー経験も豊富。時代の先端を行く技術やカルチャーにも目を向ける。
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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