
8月1日に発表された「フェアレディZ NISMO」に続き、究極のGTカーとして「スカイラインNISMO」が登場して大きな話題を呼んでいる。スカイラインは1960年代の2代目S5系からGTカーとして進化してきたが、「GT-R」が「ニッサンGT-R」として独立したこともあって、近年は400Rを設定するなど「大人のGTカー」として進化成長してきた。そんなスカイラインに突如登場したのが、あの伝統のGT赤バッジを復活させた「スカイラインNISMO」。いったいこのモデルはどんなクルマなのだろうか。なお、「スカイラインNISMO」は1000台限定で9月上旬に販売開始される。また、さらに特別な「スカイライン NISMO Limited」が100台限定で2024年夏に登場する。
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GT500レース用エンジン開発部門がチューニングを担当


トランスミッションは7速ATで、このモデル専用に各ドライビングモードの変速スケジュールのセッティングを変更。「スポーツ」と「スポーツ+」ではエンジンを高回転で維持し、スポーツ走行でレスポンスのよさを発揮する。

なお、前後ウィンドシールドガラスの接着剤に車体剛性の向上に貢献する高剛性接着剤を使用するのも注目ポイント。これは「ニッサン GT-R NISMO」にも採用されている。
内外装にもレース参戦のノウハウが盛り込まれる

エクステリアでは、前後のバンパーやサイドシルカバー、細く鮮やかなレッドアクセント、フォグランプなどにNISMOデザインを採用。中でも、フロントバンパーロアグリルとフォグランプを取り囲む造形や、ボディサイドのリアホイール中心を前後に貫くサーフィンラインのデザインは、往年の「スカイライン」らしい力強さを表現したものとなっており、フロントフェンダーには伝統の「赤バッジ」も復活している。


■限定車「スカイライン NISMO」
NISMO ¥7,880,400(税込)
NISMO RECAROシート+カーボン製フィニッシャー装着車 ¥8,470,000(税込)
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この記事を書いた人
ライター近藤暁史
男だてらにお堅く学習院大学文学部国文学科卒。ファッション誌から一気に転身して、自動車専門誌の編集部へ。独立後は国内外の各媒体で編集・執筆、動画製作なども。新車、雑ネタを中心に、タイヤが付いているものならなんでも守備範囲。AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。自身のYouTubeチャンネル「こんどう自動車部」では、洗車・自動車のメンテナンスなどを中心に、クルマに関わる裏技を紹介中!
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