新しい時代を迎え、長らく買い控えていた時計コレクターたちの購買意欲をそそる話題作ばかりだった2023年の腕時計業界。まだまだコレクションに加えるべきモデルは残っているはず。今のうちに手に入れておきたい、モデルを紹介します。今回は、G-SHOCKの新マッドマスターをチェックしていきましょう。
インジケーターを新設し使い勝手も進化した
G-SHOCKにおいて、瓦礫や土砂が山積・散乱するような極限の陸上での使用を想定して開発されたマッドマスター。レスキュー隊員やメカニックなど多くのプロフェッショナルに愛されてきたこのシリーズから、新作「GWG-B1000」が登場した。
最大の特徴は、3時位置にロケーションインジケーターを新設したことだ。方位計測モード時、アプリで設置した地点の方角を指針。北を示す秒針と詳細な方位角を示す液晶画面を組み合わせれば、現在の向きや目指すべき方向を確認できる。また、もうひとつの9時位置のインジケーターでは気圧差や高低差を示すことが可能で、自分が置かれた状況を直感的に理解できるよう進化している。さらに、従来モデルと同様に防塵・防泥構造やカーボンコアガード構造、トリプルセンサー、マルチバンド6電波ソーラーを採用するほか、今作では新たにブルートゥースを搭載。スマホと連携すれば多彩な操作設定や情報確認を行えるようになった。
圧倒的なタフネスと数多くの先進機能を融合させ、新設したロケーションインジケーターやスマホとの連携で使い勝手をも向上。最新マッドマスターの完成度は驚くべき水準にある。
G-SHOCK
GWG-B1000-1AJF
¥121,000
問い合わせ:カシオ計算機 お客様相談室 TEL:0120-088925
金属パーツによる強固な外装で高い耐久性と装着性を実現したマッドマスター。電波ソーラーやトリプルセンサー、アプリとの連携で目的地の方向確認に役立つ機能を搭載する。ケース径 52.1mm、20気圧防水、タフソーラー
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この記事を書いた人
ライター横山博之
カバン、時計、ファッションなど男性のライフスタイルを彩るモノを領域とするライター。デザイナーや職人などモノづくりに関わるキーパーソンへのインタビュー経験も豊富。時代の先端を行く技術やカルチャーにも目を向ける。
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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