MonoMax(モノマックス) Web

モノマックス 人気記事ランキング

最新号のご案内

12月号通常号

12月号通常号

2024年11月9日(土)発売
特別価格:1,390円(税込)

最新号を見る

モノマックス最新情報をSNSでチェック!

  • MonoMax Web YouTubeチャンネルはこちら!
  • MonoMax Web LINE NEWS
  • MonoMax 公式Twitter 毎月豪華プレゼントキャンペーン実施中!
  • MonoMax メールマガジン 登録はこちらから
  • 田舎暮らしの本Web

© TAKARAJIMASHA,Inc. All Rights Reserved.

【ドラレコは船にも載る時代!?】JVCケンウッドが生んだ「通信型ドライブレコーダー」がもたらす可能性の拡大とは

執筆者:

通信型ドライブレコーダーの「STZ-DR10」と防塵・防水仕様の「STZ-DR30」がバージョンアップ

この記事の画像一覧を見る(3枚)

JVCケンウッドから通信型ドライブレコーダーの「STZ-DR10」と防塵・防水仕様の「STZ-DR30」がバージョンアップして登場した。保守・管理できるクラウド型ツールを新たに搭載、複数端末の遠隔一元管理を実現することで、船舶、建機向けモビリティサービスや製造業向けエッジAIカメラなど、新たな分野での活用が期待される。

通信型ドライブレコーダーの機能をさらに大きく拡大

近年、万が一の交通トラブルに対応するドライブレコーダーの普及が急速に進んでいるが、企業の社会的責任が増す中、宅配車両や業務用車両に通信型ドライブレコーダーを搭載し、車両の走行経路や運行状況などを一括管理できるテレマティクスサービスも大きな注目を集めている。

今回登場したモデルは、そうした通信型ドライブレコーダーをさらに進化させたもの。遠隔で保守・管理できるクラウド型ツール「Vieureka Manager サービス」のクライアントを搭載し、複数端末(通信型ドライブレコーダー)の遠隔一元管理を実現した。これにより、ブラウザから複数の端末とアプリの状態監視、遠隔一元管理ができるので、問題発生時もスピーディに現地に駆け付けることなく対応できる。

遠隔で保守・管理できるクラウド型ツールのクライアントを搭載。複数端末の遠隔一元管理を実現した

また通信型ドライブレコーダーはこれまで自動車で使用されていたため、シガーソケットからの給電仕様となっていたが、このモデルではAC電源(100V〜240V)に対応しアダプターを付属する。

船舶や建機向けモビリティサービスへと広がる可能性

今回のバージョンアップでは、自動車やバイクへの搭載にとどまらず、船舶や建機向けモビリティサービス、製造業での使用も想定し、Wi-FiやLTEなどのネットワーク機能を搭載して、映像や位置情報などのデータ通信、音声通信にも対応できることも注目される。

自動車・バイク向けモデルの開発で培った技術を生かして、-20〜60℃までの幅広い温度環境や激しい振動下でも正しく作動する信頼性の高さも大きなポイントとなるだろう。さらに、防塵・防水仕様の「STZ-DR30」は、船舶や建設機械への設置など屋外使用にも適している。

防塵・防水仕様の「STZ-DR30」は、船舶や建設機械への設置など屋外使用にも対応する

衝撃を検知するGセンサーやジャイロセンサーなどの各種センサーも搭載し、AIによる映像センシングも搭載可能となっているので、その活躍分野はさらに広がることだろう。

通信型ドライブレコーダーの「STZ-DR10」「STZ-DR30」の発売は2月を予定している。

この記事の画像一覧
  • 通信型ドライブレコーダーの「STZ-DR10」と防塵・防水仕様の「STZ-DR30」がバージョンアップ
  • 防塵・防水仕様の「STZ-DR30」は、船舶や建設機械への設置など屋外使用にも対応する
  • 遠隔で保守・管理できるクラウド型ツールのクライアントを搭載。複数端末の遠隔一元管理を実現した

この記事の画像一覧を見る(3枚)

この記事のタグ

この記事を書いた人

近藤暁史

ライター近藤暁史

男だてらにお堅く学習院大学文学部国文学科卒。ファッション誌から一気に転身して、自動車専門誌の編集部へ。独立後は国内外の各媒体で編集・執筆、動画製作なども。新車、雑ネタを中心に、タイヤが付いているものならなんでも守備範囲。AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。自身のYouTubeチャンネル「こんどう自動車部」では、洗車・自動車のメンテナンスなどを中心に、クルマに関わる裏技を紹介中!

執筆記事一覧


Website:https://monomax.jp/

モノマックスの記事をシェアする

関連記事

EVになった“フィアット600”を試乗レポート、「優雅さと品格が際立つ」マツダの新フラッグシップSUV ほか【クルマの人気記事ランキングベスト3】(2024年10月版)

「買いな新車大賞」自動車ジャーナリスト納得の“日本が誇るプレミアムエコカー”“アジアンコスパSUV”ほか【SUVの人気記事ランキングベスト3】(2024年10月版)

自動車のプロが推す“ホンダとスズキ”の軽スーパーハイトワゴン大賞、新しい価格設定にも注目「ダイハツ タント」ほか【軽自動車の人気記事ランキングベスト3】(2024年10月版)

「洗車にも大掃除にも大活躍」3WAYの吸水方式で自由自在!バイク用品メーカーが開発した“肩掛けで使える高圧洗浄機”が便利すぎる

「人気のオールラウンドミニバン」三菱“デリカD:5”に特別なブラックエディションが登場!“シャモニー”には8人乗りを追加

「生産台数わずか4台」チェントロスティーレが日本市場のために開発した超希少な“マセラティ MC20 チェロ”が登場

「ニューバランス 名作の特別版」ABC-MART45周年記念!ここでしか手に入らない日本限定スニーカー“996 GORE-TEX”に注目必至

ザ・ニシオギの第5弾「平城」は日本の超絶技巧が細部にまで宿る意欲作だ!

創業から10年にわたって“価格以上の価値”を提供! Knotの魅力を7つのキーワードからひもとく