パナソニック コネクトは、4Kモデルを含む1チップDLP®プロジェクター「PT-R」シリーズをローンチ。2024年度第2四半期より発売を予定している。
エンターテインメント市場では、イマーシブ(没入)な映像表現に期待が集まり、見る人の感情に訴えかける体験型演出へのニーズが高まっている。このような演出には、複数のプロジェクターを活用した複雑な映像システムやワークフローが必要となり、設置、調整、管理など、演出現場をつくる方々の負担を軽減することが求められている。
「PT-RQ7JL」オープン価格/7,500㏐/0.65型(16:9)/4K(3840×2160ドット)
「PT-RQ6JL」オープン価格/6,500㏐/0.65型(16:9)/4K(3840×2160ドット)
「PT-RZ6JL」オープン価格/6,500㏐/0.67型(16:10)/WUXGA(1920×1200ドット)
最新モデルは、輸送や設置を考慮し、現行品(PT-RZ890シリーズ)比で質量16%、体積29%の小型軽量化を実現。さらに、煩雑なワークフローを簡略化できる多彩な機能を盛り込んでいるという。外形寸法はいずれもW498×H170×D440㎜(脚最小、突起部含まず)、質量は18㎏以下(ともに暫定)。
1. 新「ミュージアムモード」などでイマーシブな演出を実現
ミュージアムやテーマパークなどの環境に合わせた色彩やコントラストの設定が可能にする「ミュージアムモード」、赤純度を高める「リッチカラーエンハンサー」を搭載。
独自の「クワッドピクセルドライブ」技術を0.65型DLP®チップに応用することで、高品位な4K映像を実現。
細かな筆使いまで滑らかに描き出し、映像に入り込むような奥行感と、圧倒的な臨場感を実現している。8ms以下の遅延による240Hz/1080pコンテンツ再生にも対応。
専用ソフトウェア「ET-SWR10」と連携することで、人や物の動きを追従して映像を映す動体プロジェクションマッピングも可能にしている。複数台でプロジェクションマッピングを行う際は、黒レベルの補正境界をポイント単位で変形でき、カーブスクリーンなどにおいてもシームレスな一体感を創出してくれる。
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