スズキは、軽トラック「キャリイ」(キャリイ、スーパーキャリイ、キャリイ特装車)」を一部仕様変更して、4月19日から販売を開始した。広く使い勝手のいいデッキ(荷台)や頑丈な車体を持つ軽トラック「キャリイ」は、小回り性もいいことから、このところ一般ユーザーからも注目されているが、今回の一部仕様変更でますます人気が高まりそうだ。
現行モデルで11代目となるロングセラーモデル
スズキ キャリイは1961年に初代モデルが登場した軽トラック(デビュー当時の車名はスズライト キャリイ)。以来、半世紀以上にわたって日々の生活を支え続け、現行モデルで11代目となるロングセラーモデル。かつてラインナップされていた軽ワゴンはスズキ エブリイとして独立し、こちらも人気を集めている。
「キャリイ」は、広いデッキ、頑丈な車体、使い勝手の良いインテリアといった伝統的な基本構造を変えることなく進化を続け、とくに優れた小回り性、扱いやすく力強いエンジンが高く評価され、現在はマツダや日産、三菱にもOEM供給されている。
「スーパーキャリイ」は、キャリイをベースに室内空間(キャビン)を拡大させたラージキャブ仕様の派生モデルで、2名乗車としてゆとりのある居住スペースを実現し、室内にも荷物を置けることから、広く一般ユーザーのニーズを獲得している。
このほか、キャリイをベースに、頑丈ダンプや浅底ダンプ、保冷車、垂直式ゲートリフターなどに架装した「キャリイ特装車」もラインナップされる。
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ライター近藤暁史
男だてらにお堅く学習院大学文学部国文学科卒。ファッション誌から一気に転身して、自動車専門誌の編集部へ。独立後は国内外の各媒体で編集・執筆、動画製作なども。新車、雑ネタを中心に、タイヤが付いているものならなんでも守備範囲。AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。自身のYouTubeチャンネル「こんどう自動車部」では、洗車・自動車のメンテナンスなどを中心に、クルマに関わる裏技を紹介中!
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