「神は細部に宿る」贅沢なシェルコードバンと匠の技が融合した“日本製レザー財布”に惚れ惚れ/編集長のお墨付き『コレ買いです』Vol.58
執筆者: 編集長/奥家慎二
モノ・トレンド雑誌売上No.1「MonoMax」の編集長・奥家が、今一番気になるモノやトレンドを紹介する連載企画。今回は、高品質なレザーと匠の技が融合したファクトリーブランド、フラソリティの「シェルコードバン ショートウォレット」の魅力をじっくり味わいました!
知る人ぞ知る日本のファクトリーブランドだ!
私もたまに活用する「知る人ぞ知る」という慣用句。「特定の範囲の中ではよく知られている存在」を示す言葉ですが、ここまでピッタリ当てはまるブランドも珍しいかもしれません。それが、今回ご紹介するフラソリティです。モノ雑誌の編集長としては大勢の人にその魅力を知ってもらいたい半面、有名になりすぎるとちょっとした寂しさも感じてしまう、そんなブランドです。
フラソリティが誕生したのは、2004年。比較的若いブランドですが、開発したのは老舗カバン工房の猪瀬で、半世紀以上にわたって培ってきた革製品作りのノウハウがギュッと凝縮されているんですね。
工房猪瀬は1952年に東京葛飾で創業し、半世紀以上に渡り国内有名ブランドの鞄を数々制作してきたメンズを中心とした鞄メーカーです。
海外には生産拠点を持たず創業以来国内生産・高品質にこだわり続け、製品の品質の高さが最大の強みであり過去にも数々の鞄コンテスト受賞歴も持ちます。
鞄だけでも年間二万本以上の生産を行っている事で培ったノウハウと技術力の全て注ぎ込み、どこにも真似の出来ない製品を生み出したいとの想いから生まれたのがFlathorityです。(公式webサイトより)
何かで工房の様子を見たことがありまして、細かな作業をすばやく、丁寧に、そして完璧に仕上げていく職人たちの様子を見て驚いたことを今でも覚えています。
フラソリティ
シェルコードバン ショートウォレット(FS-702)
¥41,800(税込)
バックパックやトートバッグも魅力的なのですが、今回は財布を選びました。そのほうが高品質なレザーでも比較的手頃な価格で購入できるのと、「神は細部に宿る」とばかりに美しい仕上げを堪能できるからです。
この記事のタグ
この記事を書いた人
編集長奥家慎二
2010年よりMonoMax編集部に所属し、2020年より現職。腕時計を中心に、ファッション、クルマ、アウトドア、家電、スポーツなどあらゆるジャンルを担当。モノの背景にあるストーリーや作り手のこだわりをこよなく愛する。『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ)には便利グッズ評論家として出演。『ZIP!』『午前0時の森』(ともに日本テレビ)にはモノのプロとして出演するなど、テレビ、雑誌、WEBなどメディアに多数出演中。
Twitter:@MonoMaxWEB
Instagram:@MonoMax_tkj
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
モノマックスの記事をシェアする