家族や友人、仲間などと一緒にドライブに行くのは楽しいもの。しかし、不意に遭遇するのが交通取締り。法律に基づいて行わるので、非はこちらにあるとはいえ、気分的にはくじかれた感じでよろしくないし、財布や免許の点数へのダメージも痛い。最近は、細かいところでの取り締まりも多いので、油断は禁物。普段なにげにやってしまう違反を紹介しよう。
1. 横断歩道での停止
これは話題になったので守っている方も多いと思うが、横断歩道はあくまでも歩行者優先なので、渡ろうとしている人がいれば止まって行かせるのが基本。話題になる前は守っているとしたドライバーはJAFの調べでは15%程度で、ほとんど止まっていなかったというのが実際。それが話題になって警察も取り締まりにかなり力を入れたことから、かなり率は上がっている(未だ地域差はあり)。また、譲ってもらってもそれでも行ってはダメとされたが、流れとしておかしいし、押し問答的になって交通が滞ることから取り締まりはしないことにはなっている。
ちなみに、自転車も渡らせるのを見かけるが、自転車はあくまでも軽車両、つまり自動車の一種なので優先させる必要はなし。逆に自転車の前にある横断歩道を渡る歩行者がいればクルマ同様に停止線で止まって、渡らせるのが基本。また横断歩道以外では、横断者優先にはならないなど、歩行者はなんでも優先ではないのも覚えておきたい。
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この記事を書いた人
ライター近藤暁史
男だてらにお堅く学習院大学文学部国文学科卒。ファッション誌から一気に転身して、自動車専門誌の編集部へ。独立後は国内外の各媒体で編集・執筆、動画製作なども。新車、雑ネタを中心に、タイヤが付いているものならなんでも守備範囲。AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。自身のYouTubeチャンネル「こんどう自動車部」では、洗車・自動車のメンテナンスなどを中心に、クルマに関わる裏技を紹介中!
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