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「ユニクロのラボに潜入!」アスリートの声で進化を遂げたウェアはどう開発された?服作りのヒントが散りばめられた研究施設を初体験

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ユニクロ有明本部に足を運んだ

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6月3日(月)よりユニクロから登場する2024年夏の特別コレクション「UNIQLO × SWEDEN ATHLETE COLLECTION(ユニクロ×スウェーデンアスリートコレクション)」。このコレクションは、スウェーデンのトップアスリート「ユニクロ チーム スウェーデン」との共同開発で誕生しました。卓越した機能性と洗練されたスタイルを融合した、スポーツシーンから街中までシームレスに活躍するLifeWearとは一体どんなものなのか……。

夏の温湿度を再現できるユニクロ有明本部の「服の基礎研究所/ラボ(人工気象室)」(以下、ラボ)でモニターテストを行い、研ぎ澄まされた機能美を追求したということで、実際に足を運んでみました。

華やかな街にも溶け込むスタイル

スウェーデンの国旗を連想させる色合いラボを見学する前に、パリ 2024 オリンピック・パラリンピック競技大会でスウェーデン代表選手が着用するという公式ウェアを見せていただきました。“The High-Performance Simplicity of LifeWear(研ぎ澄まされた機能美)”をコンセプトにつくられたシンプルで美しく、洗練されたデザインのLifeWearで、カラーリングは落ち着きのあるネイビーが中心のようです。シックで締まった雰囲気に仕上がっていますね。

また、ロゴなどで差し込まれたイエローが鮮やかで目を引く印象。やはりスウェーデン代表チーム用の公式ウェアとのことで、国旗を連想させる色合いでした。

スッキリと洗練されたシンプルなスタイルは、オリンピック開催国であるフランスの街並みに溶け込むよう、意識されているこうやって全体で見ると圧巻です。スッキリと洗練されたシンプルなスタイルは、オリンピック・パラリンピック開催国であるフランスの街並みに溶け込むよう、意識されているとのこと。パリと言えばファッションの街、つまりお洒落なイメージを持つ人も多いでしょう。その華やかさの中でもキリッとした存在感を放ちそうです。

なお、リサイクルの面でも製品づくりにこだわりが垣間見えました。工場の製造工程で廃棄される糸から作ったリサイクルナイロン素材や、リサイクルポリエステル素材などのリサイクル素材を積極的に取り入れているそうです。加えて、店舗で回収した衣料から生まれた「ケミカルリサイクル素材」を16アイテムに採用。ユニクロとして初の試みなんだとか。ケミカルリサイクル素材の普及も今後ますます進んでいくかもしれません。

国名の入ったデザインは、スウェーデンのみでの発売国名の入ったデザインTシャツは、スウェーデン代表選手団へ提供するだけでなく、スウェーデンのみで販売もするそうです。これを着用して試合を応援できますね。このTシャツにはケミカルリサイクル素材が使われています。

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この記事を書いた人

黒川 すい

ライター黒川 すい

アパレル業界に勤めた後、フリーライターに。ファッションはもちろん、グルメ、エンタメ、お出かけ情報など幅広いジャンルの執筆経験あり。ウェブを中心に活動中。趣味はアートトイの収集と喫茶店巡り。

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