「海洋ゴミ問題に挑む腕時計」サステナブルな選択が未来を変える！廃棄漁網を新たな価値へ…“ガーミンならでは”の環境配慮技術が生んだ傑作とは『SDGsモノ』

この記事の画像一覧を見る（5枚）

2015年9月の国連サミットで採択された持続可能な開発目標・SDGs。「貧困」「持続可能な消費と生産」「気候変動」など17のゴールと169のターゲットから構成されており、達成年限は2030年とされています。さてこれからも、ステキなモノと出会うために……今や、誰しもが欠かすことのできない“SDGs”への配慮がなされた、魅力的なモノやサービスを、ここではチェックしていきましょう。

廃棄された漁網から再生したリサイクル海洋プラスチック採用

人類がより積極的に深海の世界に挑むようになってから、およそ三四半世紀。近代科学の発達がそうした活動を後押しして多くの偉業や楽しみをもたらしてきた半面、経済活動の中で生じる海洋ゴミといった問題もいっそう深まっている。そうした課題をひとつの背景として、腕時計型ダイビング用コンピュータを提供してきたガーミンでは、海洋ゴミのリサイクルを積極的に利用してきた。

今年2月に発売された『Descent G2』では、廃棄漁網からリサイクルした海洋プラスチックをケース、ベゼル、ボタンに使用されているプラスチック部分に採用。このガジェットを手にしたユーザーに対し、廃棄漁網や海洋ゴミといった問題にちょっとした気づきを与えるきっかけにもなっている。

また製品そのものが優れたパフォーマンスを備えており、長きにわたって使い続けられるという点もSDGsで掲げられている「つくる責任つかう責任」に適うものだ。高度なGPS測位機能のほか、ダイビングに必要なリアルタイムデータの計測分析など多彩な補助機能を備え、安全で楽しい潜水をサポート。環境問題に対する懸念を少しでも抑えられれば、目の前に広がる深海の世界はさらに輝きを増すはずだ。

「ダイブレディネス」や「水中電子コンパス」などダイビングで役立つ専用機能のほか、「ライフログ」「Body Battery」など日常生活で役立つ機能も豊富に備えている。

ディスプレイは高輝度の1.2インチAMOLEDで、さらに耐傷性と反射防止加工が施されたサファイアレンズを採用。視認性に優れる。