「上半期ヒットしたビール、ウイスキー…」テスト販売サイトでアサヒ史上最速完売した話題作ほか“大注目のお酒5選”を識者が実際に飲んでみた【2025年上半期ヒットモノ】
執筆者: ライター/金山 靖
毎回人気の高い「ヒットモノ大賞」企画。2025年上半期は、お酒とフードに魅力的な新顔も多数登場していました。特にお酒は、今後のトレンドとなりうる名作がズラリ。そんな大豊作グルメを、識者が飲んで・食べて大賞を選出していきます!気になるものはぜひ手に取ってみてくださいね。
CONTENTS
2025年上半期のフード業界は?
左)実食した人:ライター/金山 靖さん
フード・お酒カテゴリーに精通し、同カテゴリーの記事を多数執筆。実際に飲んで食べて書くがポリシー。
右)実食した人:ライター/伊藤伊万里さん
趣味が高じて調理師免許を取得したほどの料理好き。食の知識を生かし、土産物のプロデュースなども行っている。
2025年上半期のお酒市場は、ヒット作・話題作が揃い大豊作!数年前から続く「手間がかからず美味しいものが食べたい」という需要に応える新商品が続々と登場した。お酒と一部のフードでは、本格的な味を求める潜在的ニーズをキャッチしたヒット作も!
今回注目したお酒市場については、年々「軽い飲み心地・低アルコール・飲みやすさ」へシフトしていったが、今年に入ってその方向は大きく変化した印象がある。キーワードは本格派な飲み心地と飲み応えだ。お酒好きの人にとって、ここ数年の軽くて飲みやすいお酒は「美味しいけれど、どこか物足りなさも感じる」ものだった。そんな潜在的ニーズを掘り起こし、昔ながらのお酒らしい味わいがありつつ現在の技術でアップデートしたお酒がいくつもヒットしているのだ。
代表格は「アサヒ ザ・ビタリスト」。ビール本来の旨さのもとである苦みにフォーカスし、爽快な苦みと旨みが味わえるビールとして発売。わずか2カ月で年間目標の50%を達成した。他にも、飲食店で長く愛された味をRTD化した「サッポロサワー氷彩1984」、90年前の原点となる味をベースとした「ニッカ フロンティア」が本格派の流れを汲んでいる。
この記事のタグ
この記事を書いた人
ライター金山 靖
文房具、家電、インテリア、雑貨などライフスタイル系グッズに精通。商品の企画開発担当者をはじめ、タレントや文化人などへのインタビュー経験も豊富。カップ麺やお菓子などグルメ全般にも造詣が深い。
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
モノマックスの記事をシェアする
関連記事