在宅ワークやリモート勤務が当たり前になった今、長時間座るオフィスチェア選びはとても重要です。ただ「いい椅子は高い」というイメージも強く、なかなか手が出せないという人も多いはず。そこで今回は「予算3万円以内」に絞って、在宅でも快適に使えるオフィスチェアを3モデルピックアップしました。王道ブランドのイトーキ、リビングにも馴染むカナデモノ、ゲーミング兼用のサンワダイレクト、それぞれ異なる魅力を徹底レビューしていきます。
1. 王道として相応しい一脚「イトーキ」
イトーキ
サリダ YL7R-BBK-HAEL
¥29,900
まず王道の一脚として紹介したいのはこちら。イトーキとは130年以上続く日本のオフィス家具メーカーであり、オフィスチェアの三大メーカーにも挙げられるほど。サリダコレクションとは低価格で届ける高コストパフォーマンスを実現したコレクションで、「高品質の商品は価格が高い」という定説を覆す存在なのです。
まず注目していただきたいのは座面。座面には型崩れしにくく高弾力で、耐久性のあるクッション厚5.3cmのモールドウレタン素材を採用。適度な弾力性があり馴染みやすい座り心地が特徴です。
特筆すべき点はシンクロロッキング機能。これは背に連動して座面後方が沈み込む機能のことで、4段階調整可能でありロッキング角度が最大26°なのも高ポイント。適度にリラックスできる角度なので安心して背中を預けることができます。
3Dアームレストの肘可動範囲も広く、上下に7段階、肘左右角度 最大36°、肘前後10段階と細かな調整が可能です。肘が接する面にはやわらかなウレタン素材を採用している点も抜かりはありません。
ヘッド部分は9段階の高さ調節と2か所の首振り調整ができる3軸可動という高機能っぷり。
また5段階調節が可能なランバーサポートがついている点も見逃せません。背骨のS字カーブにフィットし腰への負担を軽減してくれるので、長時間のPC作業に最適な機能です。また各種調節レバーで座面の奥行きや高さも調整できるため、自分だけのベストフィットを探しやすいと思います。
自分好みの調整が可能で、座った瞬間にコレだ! と引き込まれてしまう魅力がありますし、これだけ多機能なのにU3万円で購入できるのは奇跡です笑。まさに王道の一脚だと思います。
サイズ:W655 × D675(675-990mm +ヘッド最大105mm)×H1,080mm(1,080-1,180mm + ヘッド最大190mm)、SH430(430-530mm)
主な機能:座面奥行調節、3軸可動なヘッドレスト、シンクロロッキング、3Dアームレスト、可動式ランバーサポートなど
その他:組立て品、最大3年保証付き
問い合わせ:イトーキ 公式WEBサイト
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この記事を書いた人
スタイリスト小林知典
1982年生まれ、福島県出身。スタイリスト栃木雅広氏に師事し独立。以後、雑誌・WEB・カタログを中心にスタイリングを手掛ける。最近ではアウトドアやインテリアにも興味を持ち、もっぱら収集する日々を送っている。
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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