【SDGs時代の傑作靴】アシックス「ニンバス ミライ」がランニングシューズの常識を変える!未来を指し示すリサイクル可能設計とは『SDGsモノ』

2015年9月の国連サミットで採択された持続可能な開発目標・SDGs。「貧困」「持続可能な消費と生産」「気候変動」など17のゴールと169のターゲットから構成されており、達成年限は2030年とされています。さてこれからも、ステキなモノと出会うために……今や、誰しもが欠かすことのできない“SDGs”への配慮がなされた、魅力的なモノやサービスを、ここではチェックしていきましょう。
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リサイクル可能な設計とデザインでサーキュラーエコノミーを実現

ASICS
ニンバス ミライ
¥22,000
問い合わせ:アシックスジャパン株式会社 カスタマーサポート部 公式ウェブサイト
健全な身体に健全な精神があれかし」を創業哲学とするアシックス。実現には“健全な地球”が前提にあるとの考えを深め、「2050年までに温室効果ガス排出実質ゼロ」の目標を打ち立てた上で多くのサステナビリティ活動を実践してきている。
特に大きな一歩となるのが、ランニングシューズ「ニンバス ミライ」の完成だった。近年のシューズは、環境負荷の少ない素材の活用や製造時における二酸化炭素の抑制もなされるようになったものの、多様な素材が使われているため分別リサイクルができない欠点が存在し、使用後はゴミとして捨てられる他なかった。
しかし「ニンバス ミライ」はアッパーを単一素材で構成。さらに新開発の接着剤により、熱を加えることでアッパーとソールの分離が可能に。買い替え時期を迎えたらアシックスの回収プログラムを通じて回収・再利用され、新たなシューズへと生まれ変われるようになった。
さらには、一足あたりで排出する温室効果ガス排出量も業界平均より約57%低い6.1kg CO2eと、製造時からも環境に配慮。2024年グッドデザイン・ベスト100に選出されるなど評価も高く、シューズの“未来”を指し示している。
リサイクル素材を積極採用。新開発の接着剤を使うことで、素材ごとの分別リサイクルが可能になった。
ミッドソールの材質の約24%に、サトウキビ由来のクッションフォーム材「FF BLAST PLUSECO」を採用。
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