
少しずつ寒さが厳しさを増し、室内にいても暖かグッズが欲しくなる季節となりました。会社や自宅でのデスクワーク中にひざ掛けが1枚あるだけでも足元の寒さ対策に良いですよね。 売られているものの多くは落ち着いた色味が多いと思いますが、ドン・キホーテで発見したひざ掛けは……えっ、マツケンサンバ!?
派手な金銀カラーの「グラフェンひざ掛け」は、その見た目とは裏腹に、「電気毛布か?」思うほどの最高性能。そのギャグのような見た目と、ノーベル賞素材がもたらす驚きの暖かさの秘密に迫ります。
ひざ掛けなのに金!銀!……なぜこの色にした?

ドン・キホーテ 情熱価格
グラフェンひざ掛け
¥1,429(税込)
ドン・キホーテでは10月下旬から少しずつ暖かグッズが登場していたのですが、中でもひときわ目立っていたのが「グラフェン」シリーズ。ひざ掛け、掛け布団、枕がありました。「グラフェン」とは衣料品にも多く使用されている熱伝導力に優れた素材。自分自身の体温が伝導しひざ掛け内の熱が逃げない……ということのようです。
「グラフェン」はなんとノーベル物理学賞を受賞したすごい素材!受賞後からかなり注目され、アウトドア用品などにも採用されています。
しかし、ドンキのグラフェン商品はなぜかカラーバリエーションが金と銀のみ。決してグラフェンがそういう色というわけではなく、「他社に金・銀のアイテムが無いから」とドンキらしさを求めた結果この派手なカラバリになったのだそう。……ということを筆者はあとから問い合わせて知ったのですが、店頭にも商品パッケージにもその説明が一切書かれていない(笑)。筆者はなんとなく「金の方が強いんじゃね?」と金を購入してしまっていたのですが、金銀で効果に変わりはありません。
それにしてもこの、おどろおどろしいパッケージが不思議でじわじわ来る(笑)。暖かいんですよ、ということは伝わりますが……。
表面は金色、裏面は黒く触り心地の良いフリースっぽい素材でした。グラフェン素材は金色の方で、イメージとしては熱伝導率が高い金属を使用したアイス用スプーンみたいな感じなのだそう。
体温がグラフェン素材に伝わる→伝わった熱が全体に伝わる→暖かくなる、という理屈で、発熱するとかではなく、自分の体温をひざ掛け内全体に素早く伝えることで暖かさを感じる仕組みでした。
アイス用スプーンみたいな感じなら、両面グラフェン素材を使用すれば良いのでは?と思いますが、コストを下げるため&肌ざわりの良さのために身体に触れる方は柔らかい素材にした様子。
ちなみに裏地は白のバージョンもありました!白の方がふわふわ度は高めです。
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この記事を書いた人
ライター松本果歩
インタビュー・食レポ・レビュー記事・イベントレポートなどジャンルを問わず活動するフリーランスライター。コンビニを愛しすぎるあまり、某コンビニ本部員となり店長を務めた経験あり。日本酒・焼酎・発酵食品が好き。
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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