
数多の服を見てきたファッションのプロが、「これは価格以上の価値がある」と唸ったアイテムがあります。 今回ピックアップするのは、ワークマンの「カイテキ温度ワークパンツ」。一見シンプルなパンツですが、実は衣服内の温度を快適にキープするハイテク機能が満載。なぜこのパンツが「冬の正解」なのか? スタイリストによる徹底解説で、その知られざる魅力と実力に迫ります。
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快適性を追求した1本

ワークマン
CP002 カイテキ温度ワークパンツ
¥2,900
こちらが今回の主役となるパンツ。暑くもなく、寒くもなく、ちょうど良いを提供してくれると話題になっています。
その大きな要因となっているのが生地。ワークマンが素材開発した不快なコンディションの原因である温度をコントロールするテクノロジーの生地が採用されています。
紫外線・近赤外線エネルギーを軽減し衣服内を守る“特殊酸化チタン配合ポリエステル糸”を表側に、暑い時は気化熱で生地の温度を下げ、寒い時は断熱効果を発揮する“多層疎水性ポリプロピレン糸”を裏側に採用。さらに骨格三次元構造という特殊構造により外部環境の熱変化に対応する仕組みになっています。
一般的なポリエステル100%のパンツと比べ性能は高く、暑い時は涼しく、寒い時は暖かく感じることができるというワケです。
快適性はウエスト周りからも感じることができます。ベルトループに加えドローコードも付いており、シーンに応じて穿き方を変えることができます。カッチリしたい時はベルトをはめ、少しゆるっと着たい時はドローコードでイージーパンツ風にする。バックウエストもゴムで穿きやすく、ストレスフリーだと思います。
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この記事を書いた人
スタイリスト小林知典
1982年生まれ、福島県出身。スタイリスト栃木雅広氏に師事し独立。以後、雑誌・WEB・カタログを中心にスタイリングを手掛ける。最近ではアウトドアやインテリアにも興味を持ち、もっぱら収集する日々を送っている。
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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