【店舗大行列＆750万個出荷】“麻辣湯”界隈がアツすぎた！「2025年ヒットグルメ大賞」に輝いた「激辛カップ麺」ほか傑作3選

この記事の画像一覧を見る（6枚）

猛暑対策グッズやファッションなど、今年も数多くのヒット商品が生まれた2025年。 そんな1年を彩った名アイテムを深掘りする「MonoMax 2025年ヒットモノ大賞」を選出しました！今回注目したのは、グルメ部門。 「店舗大行列」に「750万個出荷」……圧倒的な熱量でブームを巻き起こした“麻辣湯（マーラータン）”が、文句なしの大賞です。 今年の顔とも言える激辛グルメの傑作たちをご紹介します。

2025年になぜ流行った？「ヘルシー×シビ辛」が現代人に刺さった麻辣湯ブーム

根強いファンを持つ「激辛」ジャンルで新しい潮流・麻辣湯ブームが起こっている。麻辣湯とは四川省発祥のスープ料理で、花椒（麻）と唐辛子（辣）を使ったシビ辛な味わいが特徴。このスープに春雨麺と野菜などの具材を入れたスタイルが日本の麻辣湯ブームの主流だ。もともと麻辣湯は韓国で流行っていたが、それが日本に上陸し、薬膳スープ春雨専門店によって人気が拡大していった。

現在の麻辣湯ブームの中心は外食産業。専門店は次々と店舗数を増やし、ランチタイムや夕方には行列ができる。これほど麻辣湯が人気となった理由は、激辛という味だけでなく、低カロリーでヘルシーなことと、具材を自由に選べるカスタマイズの楽しさにある。健康志向と食べ放題のような食のエンタメ性を兼ね備えた麻辣湯ブームは、まだまだ続きそうだ。